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春
それは高校生活の始まり
「ドアでか…」
隣で兄が目の前にある大きなドアを見上げている
確かに大き過ぎる
「ていうか、出久緊張し過ぎ。ガッチガチだよ」
ロボットのようにカチカチな動きをしている兄を見て、思わず笑ってしまう。
「だ、だってクラスメイトはあの受験者数から選ばれたエリートたちだよ！怖い人たちとクラス一緒だったら…！」
「もう、何言ってるの？出久だってその一人じゃない。それに私も同じクラスなんだから、ね？」
「う、うん…」
出久は大きく深呼吸して、決心して勢いよくドアを開けた
「机に足をかけるな！雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか！？」
「思わねーよ、てめーどこ中だよ端役が」
「ボ…俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ」
あー、初日から喧嘩売ってるよ勝己
ほんと、ヒーロー志望とは思えないな…
そんなことを考えていると、勝己と言い合いをしていた眼鏡くんが出久に気づき、近づいてくる
「じゃ、私先に席に行ってるね」
「え、A！置いていかないでよ！」
座席表を見て、自分の席へ向かおうとした、その時だった。
「Aさん！」
名前を呼ばれ、動きを止める。
え？
出久や勝己の声じゃない。
そもそも二人は私のことをさん付けで呼んだりなんかしないし。
出久と勝己以外に雄英に知り合いなんて…
でも、この声、知ってる。
そう思いながら、声のする方を向いた。
「和泉…なんで、あなたがここに…」
声の主は、前世でのポートマフィアに所属していた際の直属の部下だった、和泉だった。
「お久しぶりです！Aさん！」
なんで、あなたがこの世界に？
そう聞きたいが、驚きのあまり声が出ない。
ただただ目の前にいる和泉を見つめることしかできなかった。
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美月(プロフ) - 竜騎士みぃさん» すみません！返信遅くなってしまいました！ご指摘ありがとうございます。修正いたします！ (2019年3月19日 19時) (
レス) id: 4d44a6f043 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - まてさん» コメントありがとうございます。推薦入学合格1位は夜嵐くんということですよね。彼が推薦合格を辞退して、実質轟くんが1位で合格したという解釈で読んでいただけたらと思います。ご指摘ありがとうございます。 (2019年3月19日 19時) (レス) id: 4d44a6f043 (このIDを非表示/違反報告)
まて - ページ33のことですが、轟くんは推薦入学1ではありません。1位のキャラは他にいますよ。 (2019年3月19日 16時) (レス) id: 0527647955 (このIDを非表示/違反報告)
竜騎士みぃ(プロフ) - 引子がインコになってる。ページ１の個性説明欄。 (2019年3月15日 13時) (レス) id: 737156c049 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 油憂さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、とても嬉しいです^_^少しずつではありますが、更新頑張っていきたいと思うので、これからも読んでいただけたらと思います！ (2019年2月25日 23時) (レス) id: 670ef472a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2019年1月31日 21時
