８話 ページ10
そして、そうこうしているうちにあっという間に中間試験の前日になってしまった。
A「英語と数学と理科はいいとして、古典と日本史が心配だな…」
どうやら浅野くんは会議室を予約してくれていたらしく、Ａ組の皆とそこで勉強するために移動しているところだ。
楓「えー！Aにできないものなんてあるの？？体育もできて、大学卒業しているのに？？」
A「向こうではさすがに日本の古典と歴史は教えてくれなかったんだよー…」
楓「でも、大丈夫だよ。五英傑の榊原くんは国語ができるし、荒木くんは社会ができるから。おまけに浅野くんと赤羽くんに関しては何でもできちゃうからね」
A「そっかー。じゃあ安心かな！」
数分後。
学「皆来たようだね。じゃ、僕たちに何でも聞いていいよ」
会議室の机の真ん中には五英傑が立っている。
A「はーい！荒木くん、ちょっと教えてほしいところがあるんだけど…」
業「えー、なになにA？俺が教えてあげよっか？」
学「赤羽、お前呼ばれてるぞ」
業「ちぇー…」
荒「で、どこかな、教えてほしいところって？」
A「うん。ここなんだけど…」
荒「いやー、さすがにそこまでは出ないと思うけど一応教えておくね。これは…」
A「なるほど、ありがとう！じゃあ次は榊原くんを呼んでほしいんだけど…」
榊「呼んだかな？小柳さん」
A「これは…だけど、…っていうのはどういうこと？？」
榊「そこは…だよ。」
A「ありがとう、榊原くん」
榊「どういたしまして。ところで、試験が終わったらお茶でもどう？」
A「ごめんなさい、私部活見学したいから…」
学「はぁ、蓮も懲りないな。ところで小柳さん」
ん？
学「期待してるよ」
A「え、うん？ありがとう？」
そして、中間試験当日。
自信ない…大学卒業してるのに計算ミスとかケアレスミスとかあったら皆にどう顔向けすればいいのやら…
国語と社会は頑張る。
でも、英語と数学と理科はミスできない。
A「あー…どうしよう！！」
業「大丈夫だよA。自分の実力を出せば」
A「そうだよね、ありがとう…」
そうこうしているうちに試験はあっという間に始まって、あっという間に終わった。
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ぴょこたん(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです。頑張って書くので、これからも見てください♪ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: 5b973799fb (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いので頑張ってください (2018年3月27日 12時) (レス) id: 6b6e45a35e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴょこたん | 作成日時：2018年3月26日 21時
