６話 ページ8
放課後
学「ここの階は基本的に高２の教室で、これの下が高１の教室だよ」
A「なるほど…ところで、今日は教科書を見せてくれてありがとう」
学「いや、大したことないよ。教科書は今日の夜に小柳さんの家に着くって理事長が言ってたよ」
A「本当に！？よかった〜、教えてくれてありがとう」
浅野くんを見上げてお礼を言う。
すると、浅野くんはじっと私の顔を除き混むようにして見つめる。
A「ん？？どうかした？？」
学「ああ、いや、別に何でもないんだけど小柳さんはアメリカでもこういう距離で人と話をしていたのかい？」
A「うん？そうだけど…あ、近かったかな？？嫌だったらごめんね」
学「いや、そうじゃなくて慣れてないだけだから気にしなくていいよ」
A「わかった。嫌だったらいつでも言ってね」
学「あ、ああ…」
学(これほど距離が近いと普通の女子なら恥ずかしがっているというのに…やりにくいな)
そうして、一通り学校案内も終わり帰宅することにした。
学「せっかくだし一緒に帰らないか？向こうでの話も聞きたいし」
A「うん、いいよー」
そして教室を出て、一緒に歩く。
A「ところで、浅野くんは業くんと仲がいいの？」
学「は？」
思いがけない言葉にむせ返る。
A「さっき似てないって言ったときも同時だったし。少なくともライバルとしては認めているんでしょ？」
学「まあ、アイツとはライバルでそれ以上でもそれ以下でもないな。あいつには絶対に負けたくないからね」
A「へぇ〜、私もそんな風になりたいなー」
学「期待しているよ。さ、僕の話をしててもつまらないから小柳さんの話をそろそろきかせてよ」
A「うん、わかった〜」
そして同じ帰り道のところまで語った。
A「じゃ、浅野くん、また明日ね〜」
学「ああ、また明日」
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ぴょこたん(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです。頑張って書くので、これからも見てください♪ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: 5b973799fb (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いので頑張ってください (2018年3月27日 12時) (レス) id: 6b6e45a35e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴょこたん | 作成日時：2018年3月26日 21時
