４７話 ページ49
祖母「あら、学秀くんはいい男の子じゃない。おばあちゃん、Aちゃんと結婚することになったら大賛成よ〜」
A「え、ええっ！？まだ早いって！！！何いってるの、おばあちゃん！！」
祖母「ひ孫が楽しみね〜」
A「きいていない…」
A(でも、助けてくれたのが秀くんだったのはすごく嬉しかったなー)
そのあとおばあちゃんは帰り、私は病院で寝た。
学「はぁ…」
学(平常心を保つのに精一杯だった…)
父の車に乗りながら救急車の中での出来事を思い出す。
A「秀、くん…好き…」
もちろん寝ぼけて言っていたのだろうが、思いがけない言葉に驚きと喜びでしばらく動けなかった。
その上病室で目覚めたときはけろっとして何も覚えていないようだったからたちが悪い。
學「浅野くんがどんなに小柳さんのことを思っていたかよくわかったよ」
学「彼女は優秀な人ってだけで…」
學「それだけだったらあんなに取り乱さないだろう？」
学「そ、そんなことよりも、彼女をあんな風にした人を見つけないと…」
學「浅野くんの話と廊下から聞こえてきた声でもう犯人は見当がついているよ。だてに理事長をしているわけではないのでね」
学「そうでしたか。それなら安心です」
學「ここで浅野くんに１つ教えておきたいことがある」
学「何ですか？」
學「女性の嫉妬というものはこの世で一番恐ろしいもので、何を起こすかわからない。浅野くんはとても人気があるようだから、もし好きな人がいるならばその人がその嫉妬で苦しむことがないように守っていかないといけないよ」
学「ええ、今日心得ました。明日から気をつけていくつもりです。」
學「そうか。私は君と小柳さんが交際することに関して反対はしないから思う存分当たってきなさい」
学「はあ！？だ、だから違いますって…！」
学(まあでも、以前と比べたら会話は親子らしくなってきたのかな)
翌日。
短期とはいえAを入院させるほどのことをした女子生徒４人は１ヶ月の停学となった。
学秀としては退学にしてほしかったものの、それだと重すぎるということになったのだった。
そして、その翌日。
A「おはよー、秀くん」
学「ああ、おはようA。体調は万全か？」
A「うん、おかげさまで。」
学「あのさ、今日の放課後生徒会があるんだか、終わるまで待っててくれないか？」
A「うん、いいよ」
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ぴょこたん(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです。頑張って書くので、これからも見てください♪ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: 5b973799fb (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いので頑張ってください (2018年3月27日 12時) (レス) id: 6b6e45a35e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴょこたん | 作成日時：2018年3月26日 21時
