４０話 ページ42
翌朝。
学(A来ないな…)
いつもの時間になっても来ない。
学(仕方ない、また今度にするか。)
その頃のAは。
A「ヤバイ、遅刻する！！」
今まで寝坊なんてしたことなかったのに…！
昨日の業くんとの恋人繋ぎを思いだし、眠れなかったのだ。
慌てて家を出て、走る、走る、走る。
走る、走る、走る…
そして、何とか校門が閉まる直前にすべりこむ。
A「危なかったー…」
そして、教室まで急ぎ、何とか間に合った。
業「あれー、Aがこの時間に来るなんて珍しー」
A「あはは、寝坊しちゃって…」
A(全く、業くんのせいなんだからね！)
自分の席に着き、楓におはようと言う。
A「秀くんもおはよう」
学「ああ。」
A(いつもより素っ気ないな…)
学(きくタイミングを逃したな…)
そんなこんなで１週間が経ってしまった。
その１週間はずっと同好会の活動にも出ずに業くんと一緒に帰っては色々とドキドキとさせられた。
そんなある日の朝。
A「うわっ！！」
何もないところで転ぶなんて…
A(地味に痛いけれど、このまま学校に行こう)
教室に着くと、珍しく業くんの方が早く来ていた。
業「おはよーA、今日も俺が勝ったね」
A「え、これって競争だったの？？」
席に着くと、膝にピリッとしたものを感じた。
あ、膝から血が出てる。
持っていた絆創膏を貼ると、誰かが私の髪の毛を撫でているのを感じた。
A「ん？」
顔をあげると業くんだと気づく。
業「転んだの？髪の毛にも埃がついちゃって…」
そう言いながら、私の髪の毛の土埃を取ってくれていた。
業「ん？浅野クン、何か用？」
A「え？」
秀くんの方を見ると、こっちを見ていた。
学「いやお前に何の用もないが、A、今日の昼休みは空いているか？」
A「え？うん、空いてるよ」
学「そうか、ちょっと話したいことがあるんだ」
業「俺は着いていっちゃダメなの？」
学「当たり前だ」
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ぴょこたん(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです。頑張って書くので、これからも見てください♪ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: 5b973799fb (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いので頑張ってください (2018年3月27日 12時) (レス) id: 6b6e45a35e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴょこたん | 作成日時：2018年3月26日 21時
