２７話 ページ29
学「赤羽、今回も負けないぞ」
業「うん。俺もね。あと…」
学/業「小柳さん/Aにもね。」
A「…はい。」
うわああ！！私はプレッシャーに弱いんですよ！！
そう、期末試験が近づいてきたのだ。
今回も浅野くんが会議室を予約してくれたみたいだ。
他の学年も使いたいだろうに、何でいつもとれるんだろう？
それとなく業くんに聞いてみたら、
業「それは多分浅野くんのパパが理事長だからじゃないの？」
A「え、初めてきいたんだけど…」
理事長って、あの初日でJKライフ送れない宣告してきた人？
でも、確かに似ている、というかそっくりだな…
学「今回からは小柳さんも教える側に立ってみたらどうかな？」
A「私は古典と日本史がダメだからごめん…」
業「とか言って、前回満点とったのはだーれ？」
A「うっ…」
そんなこんなで、期末試験もあっという間に来て、あっという間に過ぎていった。
A「ああー！！今回悪かったらどうしよう…」
前回満点を取ってしまった以上、今回は絶対に失敗できない。
不安な面持ちで順位発表を見ると、前回と同じく
1 小柳A 500
と書かれてあって、安心した。
学「どうやら今回も同点だったようだね」
いつの間に横に浅野くんがいた。
A「そうみたいだね。いつも思うけど本当に緊張するよー…。」
学「うん、今回もご苦労様」
そう言って浅野くんは頭をポンポンしてくれた。
と思ったらすぐに手を引っ込めてしまった。
学(全く…僕はいったい何をしようと…)
すると、Aも
A「浅野くんも、ご苦労様！」
そう言って学秀の頭をポンポンとした。
あんまり誉められたことがなかった上に、相手がAだったため、なぜかドキッとしてしまった。
学(って、何で僕はこんなにドキッとしているんだ…)
修学旅行でききそびれたから後で蓮にでもきこう。
学「蓮、ちょっといいか」
榊「ん、何かな、浅野くん。」
学「あのさ…」
と言って話し出す。
Aと話したり接したりすると楽しくなる
放課後、用もないのにAの入っているテニスと作曲の同好会を見に行ってしまう
他の男と仲良くしているのを見ると、苛立ってくる
榊「教えてあげてもいいけど、浅野くんが悲しむ結果になるんじゃないかな」
学「なぜだ？」
榊「それは…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴょこたん(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです。頑張って書くので、これからも見てください♪ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: 5b973799fb (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いので頑張ってください (2018年3月27日 12時) (レス) id: 6b6e45a35e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴょこたん | 作成日時：2018年3月26日 21時
