２５話 ページ27
梅雨も明け、球技大会が目前に迫ってきていた。
学年ごとに日にちをずらして行うらしい。
男子は野球、女子はバスケだった。
A「テニスだったら自信があったのにな〜」
楓「ま、このクラスにはバスケ部のメンバーが多いから勝てるはずだよ」
A「私は何も役にたてそうなことがないからせめて応援に力を入れようかな…」
学「それだったらバスケの試合が始まるまでぜひ男子の方に来てくれないか？」
A「…え？」
業「確かにAが来れば相手の集中力が切れるはずだもんね」
というわけで、着替えた状態で男子の試合を観ています。
「見ろよ、小柳さんだぜ」
「やっぱりいつ見ても可愛いなあ」
A(なんかお世辞を言われてる気がするけど気のせいだよね)
放送「ではこれよりＡ組とＣ組の試合です！」
A(皆頑張っているなー)
ベンチを見ると、業くんは寝ていた。
A(ちょ、寝てちゃだめでしょー！！)
案の定、業くんは浅野くんに叩き起こされていた。
「きゃーっ！赤羽先輩と浅野先輩よ！！」
「目が幸せ…」
なんて言っている声がきこえてくる。
A(相変わらずモテモテですな〜)
試合をみていると、野球に参戦しているＣ組の人達がチラチラこっちを見てきていることに気づいた。
A(何か気になっているものがあるのか知らないけど、集中しないとダメでしょ…)
そう思っているとあっという間に試合が終わった。
放送「Ａ組の圧勝です！Ａ組は決勝に進みます！」
試合終わるのはやっ！！
始まって２０分も経ってないよ！？
なんで！？
学「小柳さんを応援に持ってくる作戦は成功したな」
榊「僕は勝つためには何でもやる浅野くんが怖いよ…」
A(こっちが早く終わったからバスケを見よう！)
今丁度対戦しているのはＢ組とＤ組でその後にＡ組とＣ組が戦う予定だ。
A(あの子バスケ部かなー、凄く上手い…)
中にはスリーポイントシュートを決める人がいる。
私の身長じゃスリーポイントは難しいな…
交代で入ることになったときだけ頑張ろう。
放送「バスケで勝ったＢ組は決勝にすすみます！」
よし、頑張ろう！
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ぴょこたん(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです。頑張って書くので、これからも見てください♪ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: 5b973799fb (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いので頑張ってください (2018年3月27日 12時) (レス) id: 6b6e45a35e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴょこたん | 作成日時：2018年3月26日 21時
