２３話 ページ25
家に帰り、荷物を片付けたあと。
A「ん？パソコンにメールが入っているな」
そのメールは彼氏・ダンからのアドレスだった。
しかし、送ってきた相手はダンの姉だった。
要約すると…
�．瀬鵑聾鯆婿�故で運ばれた病院でゆっくりと息を引き取った
�▲瀬鵑硫搬欧狼�族で、Aがダンの葬式に来ることもその後のお墓に来ることも許していない
��ダンは最後までAを愛していた
なんてことだ…もうあの笑顔を見ることができないなんて…
しかもダンとお別れすらさせてもらえないなんて…
A「こんなのひどいよ…ダン…」
思い出が次々と思い出される。
大学で優しく案内してくれたこと
告白されたこと
夏には海へ行き、遊んだこと
テーマパークに行ったこと…
A「私の大切な人はいつも私のことを置いていくのね…」
親も、ダンも…
その日は泣きつかれて、そのまま眠ってしまった。
翌朝。
A「ん…今日も学校か…」
修学旅行から帰ってきたあとだし、ダンの死を伝えられたあとだったから学校に行く気は起きないが、決まりだから仕方がない。
鏡の前に行くと目が腫れてしまっている。
あちゃー、冷やすしかないか。
泣いて人はいつか亡くなるからと思ったものの、スッキリはしていない。
ダンのことを知る人なんてどこにもいないから気持ちを共有できる人もいない。
それでも、ダンの分まで生きよう。
A「…よしっ！」
頬をぺちぺちと叩き、気持ちを奮い立たせ、学校へ向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴょこたん(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです。頑張って書くので、これからも見てください♪ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: 5b973799fb (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いので頑張ってください (2018年3月27日 12時) (レス) id: 6b6e45a35e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴょこたん | 作成日時：2018年3月26日 21時
