２１話 ページ23
旅館に着き、ご飯を食べ、露天風呂に入ったあと。
A「ふぅ…気持ちよかったね〜」
楓「うん、ちょっと熱かったけど意外と外は涼しかったね」
他愛ないお喋りをしながら、自販機コーナーでジュースを買い、ゲームコーナーに向かう。
楓「ここの旅館には卓球の台が沢山あるらしいよ。やってみない？」
A「うん、行こう！」
ゲームコーナーに行くと、そこは同級生で溢れ返っていた。
Ａ組の人たちはあまりおらず、他クラスの人たちが沢山来ていた。
A「なんでこんなにいるんだろう…何かやっているのかな？？」
すると、周りにいた女の子たちが
「浅野くんと赤羽くんが卓球で戦っているんだよ〜」
と教えてくれた。
「やっぱスゲーな浅野は」
「いや、赤羽くんも負けてないよ」
「ねえねえ、どっちの方がタイプ？私は赤羽くんかな〜」
「私は断然浅野くん派」
なんていう会話もきこえてくる。
楓「やっぱり人気あるね〜、二人は」
A「さっきのビーチボールでも人だかりができてたよね〜」
楓「うーん、こんなに人がいると卓球できないから戻ろっか」
A「そうだね、今回は諦めてお土産でも見よっか」
お土産売り場に行くと予想通りガラガラでゆっくりと見れた。
A「あ、せっかくだからお揃いのキーホルダーでも買おうか」
楓と話していると。
榊「おや、小柳さんに中山さん。こんなところにいたのかい？」
振り返ると、榊原くんが一人でいた。
A「うん。人混みで卓球ができないからこっちに来たんだー」
榊「そうなんだね。ところで、小柳さん、ちょっと来てもらっていいかい？」
A「え、うん？いいよ」
楓の方を見ると行ってきなよと笑顔で言われ、榊原くんに着いていくことにした。
榊「ここなら誰にも邪魔されないね」
A「何かあるの？」
榊「ああ、君にいくつか質問をしたくてね。」
A「うん、何でもきいてー」
榊「まず、君は赤羽くんのことをどう思っているんだい？」
A「業くん？んー…頭がよくて仲がいい友達かな。」
榊「なるほど、じゃあ浅野くんは？」
A「浅野くんはー…頭がいいけど少し腹黒いところがあるよね。でも優しいところもあると思っているよ。」
榊「なるほどね。ところで君には恋人がいるらしいけど本当？」
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ぴょこたん(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです。頑張って書くので、これからも見てください♪ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: 5b973799fb (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いので頑張ってください (2018年3月27日 12時) (レス) id: 6b6e45a35e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴょこたん | 作成日時：2018年3月26日 21時
