１５話 ページ17
「じゃあさ、彼氏いるけどさ、小柳さんは浅野くんと赤羽くんのどっちがタイプなの？」
「えーそれ気になる！」
A「え〜？うーん…どっちも選べないかな」
「そうなんだねー。じゃあ次は中山さんね」
その後、恋ばなも無事(？)終わり、部屋に戻り、布団に入る。
部屋は楓と私の二人部屋だ。
楓「まさかAに彼氏がいるなんて思わなかったよー」
A「あはは、そんなに意外だった？一応２つ年上なんだけどね。じゃあ、そろそろ寝るよ」
楓「うん、お休み〜」
電気を消し、眠りにつく。
一方、男子は。
A組以外の男子はこの学年で一番彼女にしたいランキングを決めていた。
やはり票を集めていたのはAで、理由はA組であることをひけらかさずに誰にも分け隔てなく平等に接しているから、というのと何より美少女だったからであった。
A組の男子は基本的に各自の部屋で勉強していたが、業は寝て、五英傑のみが集まって話していた。
榊「いや〜、今日も美しかったね、小柳さんは。ずっと断られ続けているけど、いつかお茶にさそいたいね」
瀬「お前はまだ諦めてなかったのか…」
荒「小柳さんに無いものなんてないんじゃないかな」
小「おまけに性格もいいし」
その言葉に学秀意外がうんうんと頷く。
榊「おや、浅野くんはそうは思っていないのかい？」
学「確かに小柳さんは性格がいいけど、日常生活において抜けているところが多々あると僕は思うんだよね」
瀬「例えば？」
学「朝学校で彼女が友達に会うたびに男女関係なくハグしようとしてしまうところとか」
榊「何それ、僕もしてほしいんだが…」
学「話すときに距離感を気にしないところとか」
荒「あー、それ思ってた」
学「自分が美少女だっていうことを自覚していないところとか」
全員「確かに！！」
学「そんなに抜けているのに計算ミスとかケアレスミスは全くしないのは何故だ？」
榊「あれ、何気に浅野くんは小柳さんのこと見てない？」
学「は？」
瀬「それに、よくよく考えてみればハグとか距離感が近いってアメリカあるあるじゃないか？浅野も知ってるだろ？」
学「それはもちろん。ただ、女性とはあまり慣れてないんだ」
荒「あ〜、これは…」
全員「浅野(くん)にも春が来たんだな。そりゃ気になるよなぁ」
学「何の話だ？もう寝るぞ」
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ぴょこたん(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです。頑張って書くので、これからも見てください♪ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: 5b973799fb (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いので頑張ってください (2018年3月27日 12時) (レス) id: 6b6e45a35e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴょこたん | 作成日時：2018年3月26日 21時
