１４話 ページ16
当日。
沖縄空港に到着し、自由行動の所までバスで移動することになった。
A「席順を男女でぐっぱーして決めない？」
楓と隣になれないのは悲しいけど、これだったら浅野くんと業くんが隣になることもないし。
業「そうだね。浅野くんと隣になりたくないし」
学「奇遇だな。僕もそう思っていたところだよ」
そして、結果は…
A、浅野くん
楓、業くん
となった。
A「じゃあ、浅野くん、よろしくね〜」
学「うん、こちらこそ」
バスに乗り込む。
学「小柳さんは窓側と通路側どっちがいい？僕はどっちでもいいから小柳さんが決めてほしいな」
A「そうだなあ…じゃあ、窓側でもいい？ありがとう、浅野くん」
席に座るとまもなくバスは出発した。
A「今日は榊原くん達と荒木くん達の班と一緒に行動するんだよね？」
学「うん。嫌だった？」
A「全然嫌じゃないよ。ただ、五英傑さん達って仲がいいなーって思って。」
学「まあ、中学の時からの付き合いだからね。そういう小柳さんだってこのA組だけじゃなく他クラスにも友達がいるそうじゃないか」
A「うん、同好会の活動に出ないときは寄り道してソフトクリームとか食べてるんだけど、そういうところで会って友達になるパターンが多いかな」
学「なるほどね」
おしゃべりするうちに、出発ポイントの首里城に着いた。
そこからは楽しかった。
浅野くんは五英傑グループに行っちゃったけど楓と業くんとおしゃべりしながら有名スポットを見て回ったり、食事したり…
そして夕方になり、目的地のホテルに到着して美味しいご飯を食べたりお風呂に入ったあと。
「せっかくだし、A組の女子だけで集まって恋ばなしようよ」
と誰かが言い出したため、食堂へ楓と向かう。
「あ、小柳さん達来たよー」
A「ごめんね、お待たせしました〜」
「じゃあ、遅刻した小柳さんからスタートね！」
A「うん、何を話せばいい？」
「そうだな〜、じゃあ、小柳さんって彼氏いるの？」
「あ、それ気になってた〜」
A「彼氏？えーっと…いるよ」
するとキャーッと歓声があがる。
「え、どんな人？？」
A「大学の同級生で、茶髪で灰色の目をしたイギリス人だよ」
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ぴょこたん(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです。頑張って書くので、これからも見てください♪ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: 5b973799fb (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いので頑張ってください (2018年3月27日 12時) (レス) id: 6b6e45a35e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴょこたん | 作成日時：2018年3月26日 21時
