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「大切なものを守るための闘いです。傷つけるための拳じゃなくて、何かのために誰かのためにの拳。喧嘩がしたいって訳じゃなくて、ただ俺らが大切にしたいもんは体をはんねぇと守れないものです。俺はもう違うもの守るんですけどね、笑
だから今のアイツらにとって喧嘩は武器であり、成長するために大切なもんだと思います。」
岩田「じゃあ、お前にとって頭は？」
「喧嘩が強いのは当たり前なんすけど、こいつだったらついていける、やられて負けてもいい、そう思われる人望のある奴だと思います。
俺はなれなかったんすけど、。」
そう言うと岩さんは笑った
岩田「分かってんのかよ、自分で」
「...はい、やっぱ岩さんから見ても俺ダメだったのか、」
岩田「お前が頭じゃねえ狂男もう見れねのか、寂しくなるな...」
「え、岩さん、それって」
岩田「お疲れ様、北人」
北人、そう呼ばれた瞬間、涙が溢れた
岩さんは認めた人しか名前で呼ばない
それがどれだけの意味を持つのか俺には分かる
「こんなんでほんと、すいません、、岩さんの狂男ちゃんと繋げませんでした、っ、」
岩田「何言ってんだよ、お前言ったことはお前に対して思ってる事そのまんま。
選んだ事一度も後悔してない
気づいてやれなくてごめんな、ほんとにすまない。お前の性格を知ってるからこそだいぶ苦しんだと思う。でもな、お前のこと俺は尊敬する。よく耐えたな、凄いぞ。もう抱え込むな。
お前はほんとに」
"いい頭だった"
笑顔でそう言ってくれた
「本当に、っ、本当にお世話になりました、ありがとうございました！」
涙を拭いて深々と頭を下げた
岩田「お別れとかさせねえからな！
これからも、だろ？」
「え、いいんすか、？」
岩田「当たり前だろ、いつでも頼れ！
お前の力になるからな」
「はいっ、本当に、あっ、あ、ありがとうございます...」
岩さんに出会えてよかった
こんな俺を認めてくれた、成長させてくれた人だ
岩さんの家から出てもう一度頭を下げる
「ありがとうございました！」
これも、最後か...
頭に受け継がれていくバイク
ありがとうな。
ボディを撫でてから股がって家へと走らせる
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ゆん - 面白いです！実は前に読んだことあったんですけど履歴整理してる時に間違えて消しちゃって今日探してたら見つかりました！！北ちゃん辞める決意したんだね…（ﾎﾛﾘ）これからも頑張ってください！応援しています！ (2020年4月28日 1時) (
レス) id: a8e0c095c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぴ(プロフ) - ほくとすきぴさん» ありがとうございます！引き続き、よろしくお願い致します。 (2019年12月2日 21時) (レス) id: 042dafb529 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぴ(プロフ) - syさん» そう言っていただけるのが、本当に嬉しいです！活力になります。これからもよろしくお願い致します。 (2019年12月2日 21時) (レス) id: 042dafb529 (このIDを非表示/違反報告)
ほくとすきぴ - おもしろいです！ (2019年11月30日 19時) (レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
sy(プロフ) - 面白いです！このお話好きです！(^ ^) (2019年11月29日 19時) (レス) id: 4d2b3f43a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぴ | 作成日時：2019年7月14日 4時
