困惑 ページ7
いや、友達は彼氏いるとかは言ってなかったはず
．．．そういえば、妄想癖のやつがいるって言ってたような
『えーっと、付き合ってたっていつからだっけ?』
「そんなん前世からに決まってるじゃないっすかぁ」
うわぁどうしよもねぇ
そんなの知らないとか言ったら殺されそ〜〜
適当に合わせとくか
『あーそうだっけ?てか生物室どこにあるっけ?』
「案内したらご褒美くれます?」
普通案内されたくらいでお礼なんかしないけどな
『考えとく』
「んふふっ期待してますね」
困るんですけど〜〜
「ここですよ」
教室に案内されたが
ここ．．．．
第1講義室って書いてありません?
『違くない?』
「Aさんってば素直についてくるから、つい」
なーーにがつい、だ
確実に授業遅れるんですが??
もう攻略対象っぽい奴らには絶対頼らないようにしよ
「そんなことより、やっと二人っきりになれましたね」
うわっまずったな
「僕ら付き合ってるのに全然会えないし」
自分から殺すかもしれない奴に会いに行くバカがいるかよ
まだメンタル的に死にたくないし、どう逃げるかな
「ショッピ、Aになにしとんねん」
．．．誰だっけ?
金髪の青目で群を抜いてイケメンな声でかい人
「ほんまタイミング悪いですよね。コネシマさん」
そうそう、コネシマ
どういうタイプのやつだったけ
思い出せない．．．．．
「はよ離れろや」
「なんでですか?彼氏でもないのに」
「お前もやんけ」
だよね？付き合ってないよね?
「はーうざ。Aさんまた今度、あいましょーね？」
『覚えてたらね』
ちなみに物忘れは激しい方よ
コネシマを睨みつけてから何処かに立ち去ったショッピ
いや授業ちゃんと受けろよ?
「大丈夫か?」
『特には何もされてないよ』
ならええけど、と心配してるっぽい素振りを見せる
腹の底で何考えてるのかは知らないけど
「そんなことよりなんで二人でおったんや」
『教室案内してもらって、で騙されたというか．．．』
気まずくなり視線を下に落とす
と間髪いれずに
パシンッと顔を引っ叩かれる
「なんでお前はホイホイ男についていくんや？」
ジンジンと痛む頬と困惑で埋め尽くされる頭でなんとか返事をする
『えっとその、案内してくれるって言ってたし』
「危機感なさすぎやぞお前」
と再び顔を引っ叩かれる
「これに懲りたらちゃんと反省せぇよ」
絶対いつかやり返すからな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 410人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユーリ―yuri―(プロフ) - 多分推し（グルちゃん）が出たときには…。…発狂準備Ok (8月3日 0時) (
レス) @page6 id: edd90fb147 (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - イカれたヤンデレ達に対して夢主ちゃんの冷静なツッコミが面白くて好きです。更新楽しみにしてます。 (8月2日 10時) (レス) @page6 id: de8d799915 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パンピザ | 作成日時：2023年7月31日 9時
