プロローグ ページ1
友達の家で宅飲み中に
いつものように友達が最近ハマってるゲームの話をしてくる
「ほんっとにいいからこの乙女ゲー」
と闇深そうなパッケージを指差す
やけに流行っている乙女ゲー
[私が彼に殺される日〜愛が重すぎる彼ら〜]
と、どこからどうみてもヤバいタイトル
それが朝のニュースでも取り上げられる程人気なのだ
到底理解はできない
「私の推しはねーオスマンって人でぇ」
とベロンベロンに酔いながら解説してくる
「ぱっと見は1番まともそうだけど、ほっとくと何故か周りから自分だけ超嫌われるの、でその原因がこいつってわけ！キャーー!!」
．．．何が？
ヤバいやつでしょ。いやほんとに
『他のにしときなよ流石に』
「まだマシな方だってｗ」
『うっそでしょ』
なんでそんなゲームが流行ってんの??
「Aもやってみなよ〜」
『一応聞くけどハッピーエンドってあるの？』
「え〜？基本閉じ込められるか死ぬendだけど．．．強いて言うなら精神崩壊endかなぁ」
『え、だいぶバッドエンドですけど』
クソ男共にSAN値削られまくってるじゃん
どこぞのバックルームと一緒じゃねーか
「ていっても人間不信になるだけだって」
『全然だけじゃないですけど』
何が面白いのかさっっぱり分からん
「あんたにも布教用にソフトあげるから家帰ったらやってよ」
『えぇ』
「序盤だけでもいいからさ！おねがいします!」
『わかったわかった』
深夜2時を回った頃、友達はビール缶を持ったまま爆睡
『そろそろ帰るか』
適当にその場のゴミをまとめて友達の家をあとにする
歩いてすぐの場所にある自分の家に帰り
あとに回しても面倒なので今のうち、と思い
もらったソフトをさっそく起動する
[私が彼に殺される日]
というタイトル画面が表示されスタートを押すと
謎の天使のキャラクターが
[名前を教えてね!]
とやけに音割れした声で進行している
『なんだコイツ』
とりあえずAと打ち込み次へ進める
[これから起こることに私達は一切の保証をしません!これに同意してゲームを始めてね!]
同意する。のボタンが出てきてポチッと押したところで
急に眠気に襲われそれに抗うことなく私は目を閉じた
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ユーリ―yuri―(プロフ) - 多分推し（グルちゃん）が出たときには…。…発狂準備Ok (8月3日 0時) (
レス) @page6 id: edd90fb147 (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - イカれたヤンデレ達に対して夢主ちゃんの冷静なツッコミが面白くて好きです。更新楽しみにしてます。 (8月2日 10時) (レス) @page6 id: de8d799915 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンピザ | 作成日時：2023年7月31日 9時
