・ ページ20
車内はジェノくんの香りでいっぱいでそれだけでもなんだか落ち着く。
『ジェノくん、お迎え来てくれてありがとう』
綺麗な横顔を覗かせながら運転する彼にそう伝えてみれば
jn「夜勤終わりで休みだったから大丈夫。」
との返事が返ってきた。
よかった、迷惑になってなくて。たまに思う時がある、いつも忙しいジェノくんに迷惑をかけてしまってたらどうしようって。
子供っぽい私に飽きてしまったらどうしようって。
捨てられてしまったらどうしようって。
どうしよう、今日はこんなことばかり考えてしまう。ジェノくんに会って嬉しくなってた気持ちがどんどん沈んでいく。大人っぽいジェノくんと子供っぽい私。周りから見たら釣り合わないだろう
そんなことを思ってたらだんだん視界がぼやけてきたから、バレないように窓の外に目を向けた
jn「…今日ジェミンから連絡が来た時、俺の知らないAを近くで見てる事に嫉妬した」
突然そう語り出すジェノくん
jn「俺はいつも傍に居られないのに、仕事の時いつも傍に居られるジェミンにいつもムカついてる」
『ジェノ、くん…どうしたの急に、』
jn「Aは知らないかもしれないけど僕は割と嫉妬深いしめんどくさい。親友にでさえ嫉妬するし、俺より先にAの悩みを聞くのも腹が立つ」
そこまで言うとジェノくんは前を向いたまま片手を私の手に重ねてぎゅっと握った
jn「だから、これから何かあれば俺にすぐ教えて。仕事の時は遅くなるかもしれないけどAの事は誰よりも1番に知りたいし、誰よりも知って居たい。」
ぎゅっと握られた手は凄く暖かい。
jn「Aのためなら僕はいつでも、どこにでも迎えに行くよ」
そう言ったジェノくんは、少し笑ってる気がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 899人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チロル(プロフ) - 豆粒さん» コメントありがとうございます！書き溜めていたものがちょうど嫉妬の内容でした！また今度ちゃんとした(？)嫉妬エピソードも別で書きたいと思います！いつもご愛読いただいきありがとうございます。亀更新ですがこれからも読んで下さると嬉しいです！ (5月7日 0時) (
レス) id: 1c3c71ae73 (このIDを非表示/違反報告)
豆粒(プロフ) - 初めまして！読ませていただいています！嫉妬ジェノくんがみたいです！ (5月6日 19時) (レス) @page18 id: 8513680bd6 (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月8日 15時) (レス) id: b5d7449f6d (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - すみませんオリジナルフラグが付いてますよ‼️ (2023年2月7日 21時) (レス) id: 6cf6cd7a75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チロル | 作成日時：2023年2月7日 19時
