綺麗好きな王子、拾いました。

☆42☆ ページ42

撮影から数週間後。

MVが発表されたみたい。
何人かファンらしきお客さんが来ては同じの欲しいって注文がくる。

最初の頃は真くんも何それ？って言ってたけど、最近は慣れたみたいで、準備を手伝ってくれるようになった。

與「にっしーって案外人気やったんやなー。
喋ったらあんなんなんにw」

「ww でも、演技してる時はカッコよかったと思うよ？ 西子になると残念な部分あるけどね^_^;笑」

何て緩く話しながら今日もいつも通りお店の営業してま

プルルルル
？お兄ちゃん
ピッ

大輝「あなた！お願い！！！弁当5人分作ってくれ！」

…いつも通りが変わったみたいです(；￣ェ￣)

「お兄ちゃん、何があったの？」
大輝「夜まで急に仕事入ってさ…ご飯食べに行くほどの時間はねぇんだ」

「何時までに？どこに？？」

大輝「んー18時前にマネージャーに取りに行ってもらう！大丈夫？」

「その時間なら、何とかする！」

大輝「助かる！じゃ、よろしく！！」

ガチャッ

與「？何やったん」

って聞かれてさっきの説明したら、大輝くんいつも急やなって笑ってた^_^;

お兄ちゃん、言われちゃってるよーww

………

それから数時間後、約束の時間にマネージャーさんらしき人が来て、お弁当を持って行った。

與「クッキーとかケーキ、あげてよかったん？」
「もう時間も遅いし、売れ残るよりいいんじゃないかなって思ってね…真くん食べたかった？」

與「んー、俺は食べたいの取っといたから大丈夫やで！」

…いや、それドヤ顔で言われてもw
しっかりしてるねww

「そっか。ならよかった！

あっ！そろそろライブだけど、真くん曲覚えた？」

與「あー、聴いたんやけど、あんま覚えてへん(；￣ェ￣)

まぁ、何とかなるやろ！←」

…適当だね^_^;
最近お店で流してるのに聞こうとしないもんね(´･_･`)


「真くんは洋楽派だもんね…
まっ、楽しも！笑」

與「何作るか決めたん？」

「一応は…何かアドバイスある？」

與「そう言えば！にっしーがな？手で摘めるやつがええって言っとったで！」

いつの間に！？

「オッケー！ありがとう(*^^*)」

参考に作るのもっと考えなきゃー！！！

…最近お兄ちゃんに振り回されてる気がする(´･_･`)

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