弱肉強食の世界で僕は捕食者である。 ① (ページ5)

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能力にはレベルがあるのさ！！　(_ _)ﾌﾑﾌﾑページ5

その一晩は、色々な事を教えて貰った。

聞いて分ったことは三つある。

一つ目食が発達してる

二つ目グルメ細胞という物がある

三つ目ここは僕がいた世界じゃ無い

新世界ならあり得る事かも知れない･･･

何があっても可笑しくないのだから仕方ないか

『･･･』
順応性の早い僕は、まァいっか。ですんだ

数時間しか眠れなかったが、横で寝てるニトロさんもずっと付き合ってくれた。

態々地面に絵まで描いて(ウルッ)

まぁ冗談はさておき

『ニトロさん～
　起きて～
　朝ご飯』
元々吸収もとい食べることが能力な僕はいつもお腹がすいている。

【･･･】
目を開け僕を見たニトロさん

『･･あの』

【ウルサイ
　俺ハマダ眠イ
　勝手ニ逝ケ】
洞窟から放り出された･･･

『いやいや！！
　待ってよォ！
　今の行けってそっちの行けじゃ無かったよネ！？
　逝けの方だったよね！！？』
そこ！？

『･･･まァいっか』
何かと１人の方が良いかもだし･･･

修行にもなるし･･･

Aは洞窟に背を向け歩き出した。

腰まで伸びた白い髪が歩くたびに揺れる＿＿

モグモグ

『･･･美味しい』
Aが今食しているのは･･

さっき倒した怪獣の頭にあった物だった。

『なんなんだろう･･』
頭にあったのはプルルンとした物で、肉のようでもありプリンのようでもある。

食べると肉の味で、尚且つ噛まなくても溶けるように飲み込める。

(この食材は作者の勝手な妄想です。調べても出てこないので･･すみません(_ _))

『こっちは食べられるのかな？』
シュッと手をスライドさせると、獣の腹がパックリと割れる。

『ン～
　レベル３･･とかでいっか♪
　"火炎"』
Aの手から出たのは炎

ボワッと物凄い勢いで炎が灯る

『！
　あ～、ちょっと強かったかも･･･』
これはAの悪魔の実の能力だ

レベル３というのは本人が付けた体力減少を表している。

余りレベルを口にすることはない。
説明するなら＿

　体力
レベル１５

レベル２１５

レベル３３０

レベル４４０

レベル５５０

レベル６７０

レベル７９０

レベル８１００

レベルが上がれば上がる程出る力も増える。
反対に体力も減る。

この能力で出来ることは、無限大。

炎、風、刃物、水、時間

全て操れる、その代わりそれ相応の代金

即ち体力を削られるのだ。

この上に

レベル９、１０が存在する

しかしそれはAの理性を消し去るほどの力