＃７ ページ9
星楽「A、大丈夫？」
『あ、うん。考え事してた。…唯は？』
星楽「習い事あるから先帰った。私も部活あるから行くね？」
『心配してくれてありがと！』
星楽「うん！じゃあね！」
早く帰るかー。
そう思って扉の方へ体を向けると、さっきまで頭の中にあった顔が手招きをしていた。
いふ「天宮さんだっけ？昼休みの話の続き、しよ？」
昼休みの続き…。『特別な血』の事、だよね？
『いいですよ。ただ、他の人の目があるので学校じゃない所が…』
いふ「うん。俺も学校じゃない所にするつもりやったし。俺達の家、行こ？ついて来て？」
『あ。はい。…え？先輩の家！？』
それ、大丈夫なんだろうか。ていうか、校門出るまで、見られたりしないかな…。
いふ「うん。だって、他に話せそうな場所思いつかないし。ないこ達も先帰っちゃったから。」
『え？乾先輩達？まさか6人で暮らしてるんですか…？』
いふ「うん。そうだよ？」
6人だけで暮らせるって…。私だったら絶対無理。
猫宮先輩と色々話しているうちに、目的地―――先輩達の家に着いた。
いふ「ん。ここだよ。」
大きな家だなぁ…。
ないこ「あ、まろ！連れてきてくれてありがとー！早く話したいから、中入って？」
いふ「うん。じゃ、入って？」
『あ、はい。お邪魔します…。』
言われるがままに家へ入り、腰を下ろした。
ないこ「りうら達呼んでくるね？まろも一緒に来て？」
いふ「はーい」
『あ、はい…。』
待ってるって言ってもなー。人の家だから、何もすることないんだよね。
なんてことを思っていると、先輩達が帰ってきた。
…随分早かったな？
りうら「ねぇ、ないくん。あの事、言っちゃうの？」
ないこ「だって…。あそこまで言ったら言うしかないでしょ。」
ほとけ「そうだよー。やっと見つけたんだし！」
初兎「ずーっと探し続けてたからなぁ…。」
悠佑「『特別な血』は珍しいものやし、これ逃したら、次いつ見つかるか分からんで？」
えっと…。彼らは何を話しているんでしょうか。全くわからぬ。
いふ「まぁ…。とりあえず話しちゃおうよ？天宮さん、待たせてるよ？」
ないこ「あ、ごめんね？じゃあ、昼休みの続きだけど…」
『はい。あの、『特別な血』って何ですか？それと、貴方達は何者なんですか？』
私が2時間考えて辿り着いた答えは、転校生は普通の人ではないのではないか。という事。
ないこ「天宮さん、勘が鋭いね？確かに、俺達は普通の人間じゃない。」
やっぱり…！！
ないこ「俺達は…、吸血鬼だよ。」
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兎和 - 自分のペースでゆっくりで大丈夫ですよ…!無理しない程度で頑張ってください!! (4月14日 10時) (
レス) @page30 id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
とわ - りうちゃんとバックハグ状態…//後ろからイケボ聞こえるってことか…最高だぁ、 (3月25日 0時) (レス) id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
甘野 彩乃 - とわさん» ありがとうございます…！！最近更新できていなかった分、これからもっと頑張ります…！！ (3月17日 19時) (レス) @page21 id: 5fc8ba1d86 (このIDを非表示/違反報告)
とわ - 無理しないで頑張ってください！ うちなんて病みまくって学校サボりまくりなんで！！ 次の楽しみにしときます！ (3月15日 0時) (レス) @page20 id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
甘野 彩乃 - 和泉さん» ありがとうございます…！！これからも頑張ります！！ (3月9日 11時) (レス) id: 5fc8ba1d86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘野 彩乃 | 作成日時：2024年2月20日 17時
