＃１８ ページ26
りうら「もー。大声出さないでよ。周りに聞こえちゃうよ？」
…それは困る。バレたら絶対噂になる。でも、この状態も困るよ！？
りうら「…じゃ、少しの間、我慢しててね？」
そう言うと、りうらくんは私の首元にそっと噛みついてきた。
ｶﾌﾟｯ ﾁｭｰｰｰｯ
噛みつかれて血を吸われ、首元に痛みが…と思ったら、案外痛くない……？
むしろ、何も感じないかも……？
りうら「んー！Aの血、すっごく甘い！やっぱり、『特別な血』なだけあるねー！」
『え？私の血って甘いの？』
『特別な血』って、効果だけじゃないんだ？
りうら「うん！毎日飲みたいくらいだけど、それだとAが大変だから、また来週貰うね？」
あ、1週間おきなんだ。……ん？ってことは休みは日曜日だけ…？
…やっぱり、日曜日だけじゃん、休みなの。土曜日、運悪く午前中だけ学校あるし。最悪じゃん。
っていうか、私の血、なくならないのかな…？
りうら「…どうしたの？なんか考え込んでるみたいだけど…。」
『あ、いや、その…。私って、毎日血を吸われてて、血、なくならないのかなって。』
…なくなったら困るし。
りうら「あー。それなら、別に1日の量を気を付けてれば大丈夫だよ。りうらも初めてだからそんなに吸ってないし。まぁ、慣れてきたら多めに吸っちゃうかもだけどね？笑」
え。いや、多めになんて吸われたら困るよ？倒れたらどうするの？
…っていうか、私、後ろから抱き着かれたままじゃん！？
『え、あ、多めに吸わないでね？あと、いつまでこれでいるつもり……？』
誰かに見られたら終わるんだけど。
りうら「えー。んー…、昼休み終わるまで？」
『え…！？誰かに見られたらどうするの！？あと、単純に恥ずかしいから！！』
誰かに見られたら、噂になるだけじゃすまないよ！？
りうら「誰にも見られないようにわざわざここでやってるんだよ？大丈夫大丈夫。」
『いや、それでも…』
キーンコーンカーンコーン…
やった！チャイム鳴った！
『りうらくん！チャイム鳴った！昼休み終わったよ！』
早く解放してください…！！
りうら「えー。、まぁ、昼休み終わっちゃったし…。しょうがないなぁ…。」
そう言い、りうらくんはやっと私を解放してくれた。
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更新するの遅くなってすみません！！
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兎和 - 自分のペースでゆっくりで大丈夫ですよ…!無理しない程度で頑張ってください!! (4月14日 10時) (
レス) @page30 id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
とわ - りうちゃんとバックハグ状態…//後ろからイケボ聞こえるってことか…最高だぁ、 (3月25日 0時) (レス) id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
甘野 彩乃 - とわさん» ありがとうございます…！！最近更新できていなかった分、これからもっと頑張ります…！！ (3月17日 19時) (レス) @page21 id: 5fc8ba1d86 (このIDを非表示/違反報告)
とわ - 無理しないで頑張ってください！ うちなんて病みまくって学校サボりまくりなんで！！ 次の楽しみにしときます！ (3月15日 0時) (レス) @page20 id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
甘野 彩乃 - 和泉さん» ありがとうございます…！！これからも頑張ります！！ (3月9日 11時) (レス) id: 5fc8ba1d86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘野 彩乃 | 作成日時：2024年2月20日 17時
