＃１５ ページ22
『…私は―――先輩たちが人間に戻るの、手伝います。困ってる人がいて、私が唯一助けられるのに、放ってなんておけませんから。』
…吸血鬼に血を吸われるのは怖いけど、私が唯一助けられるんだったら、それくらい耐えられる…！
ないこ「…それ、本当に言ってる？俺たちに血を吸われるんだよ？怖くないの…？」
『…さっきまでは怖かったですよ？吸血鬼に会うのですら怖かったんですから。…でも、血を吸われて、先輩たちの助けになるんだったら…それくらい怖くないです！』
いふ「Aちゃん…。ありがとな。そう言ってくれて。」
ほとけ「本当に協力してくれるなんて思ってなかったよ…。ありがとー！！」
『え、あ、どういたしまして…？っていうか、私これからどうしたらいいんですか…？』
手伝うとは言ったものの、何をすればいいのか教えてもらえないと困る。
まぁ、多分血を吸われるだけだと思うけど。
ないこ「どうしたら、かー。定期的に血を吸わせてくれればいいよ。1回だけだとあんまり意味ないし。」
…やっぱりそうですよね。
『…定期的に、6人一気に…なんて言いませんよね？』
一気に6人なんて言われたら、倒れるどころじゃすまないよ…。
りうら「え、逆にそんなこと言っていいの？いいんだったらそうするけど？」
『駄目に決まってるじゃないですか。私の命持ちませんよ？』
初兎「だから、そんなこと考えとらんって…。1日ずつ分けるから、心配せんとって？」
…え？1日ずつ？毎日ってこと？
ピロン♪
悠佑「…スマホ鳴った？誰の？」
そう言われてスマホを見てみると、お母さんからメッセージが届いていた。
『あ、私です。すみません…。』
メッセージを見ると―――
「どこか出かけてるの？そろそろ暗くなるから早めに帰ってきてね？」
と書いてあった。
『あの、お母さんから、に早めに帰ってきてほしいとのことだったので、そろそろいいですか…？』
ないこ「うん。大事な話は終わったし、この辺で終わりにしよっか。」
ほとけ「じゃあ、明日からよろしくね〜！！」
ないこ「また明日〜！」
『はい！また明日！』
そう言って、私は家へと帰った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『…ただいま。』
母「お帰り。遊んできたの？」
『あ、うん。唯と星楽と。』
流石に、本当の事は言えなかった。
なんか、1日でたくさん情報入ってきたから疲れた…。
…明日のからの方が疲れると思うけど。
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兎和 - 自分のペースでゆっくりで大丈夫ですよ…!無理しない程度で頑張ってください!! (4月14日 10時) (
レス) @page30 id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
とわ - りうちゃんとバックハグ状態…//後ろからイケボ聞こえるってことか…最高だぁ、 (3月25日 0時) (レス) id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
甘野 彩乃 - とわさん» ありがとうございます…！！最近更新できていなかった分、これからもっと頑張ります…！！ (3月17日 19時) (レス) @page21 id: 5fc8ba1d86 (このIDを非表示/違反報告)
とわ - 無理しないで頑張ってください！ うちなんて病みまくって学校サボりまくりなんで！！ 次の楽しみにしときます！ (3月15日 0時) (レス) @page20 id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
甘野 彩乃 - 和泉さん» ありがとうございます…！！これからも頑張ります！！ (3月9日 11時) (レス) id: 5fc8ba1d86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘野 彩乃 | 作成日時：2024年2月20日 17時
