転校生達は、吸血鬼でした！？【iris】

＃８ ページ11

吸血鬼…？吸血鬼って、血を吸うやつ、だっけ…？
まさか、『特別な血』って、そういう…！？
私、吸われる―――！？
そう思った瞬間、目の前にいる6人の視線が、獲物を捕らえた獣のように見えた。
…怖い。
『あ、あの、用事思い出したので！』
そう言うや否や、先輩たちの家を飛び出した。
ただ、家を出たのはいいが、帰り方が分からない。
ないこ「天宮さん！？」
『い、乾先輩…！』
どうしよう…！早く帰らなきゃいけないのに…！
そう思う程、頭が真っ白になっていく。
そして―――気が付くと家の前にいた。
無事に帰れたようだが、まだ少し怖かったため、素早く鍵を開けて中に入った。
…もう6時だ。今日、お母さんもお父さんも帰り遅いんだっけ。
今日は親の帰りが遅いため、食事をとって風呂に入り、早く寝ることにした。
後は寝るだけになった所で時計を見ると、8時だった。
まだ8時だし、スマホも見るかー。
そう思い、スマホを手に取ると―――無意識に吸血鬼の事を調べていた。
―――吸血鬼は、生命の根源とも言われる血を吸い栄養源とする。か…
やっぱり私、吸われるのかな？…あ、そうだ、『特別な血』も調べてみよう。
そう思い、しばらく調べていたが、『特別な血』に関することは全く見つからなかった。
…9時半だし、寝るか。
スマホを充電器にさし、布団に入った。
目を閉じると、すぐ睡魔に襲われ、眠りについた。



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昨日更新するって言ったのに更新できなくてすみませんでした！！
1つ1つの話は短くなってしまいますが、今日2つ出すので許してください🙇

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