【学パロ】生徒会の主役は…【w/r/w/r/d/!】 (ページ50)

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末期＋α ページ50

〈〈トントン〉〉

…Aの格好が想像以上にやばい。

ミニスカートから覗くきれいな脚。

セーラー服って、たしか海軍の軍服だったんだよな…。

おまけに、白く、水色がかった髪の毛。

…染めたのか、ウィッグか。

そういえば、あいつの友だち…瑠美、だったか。

あいつが前日準備の時にスプレーしたとかなんとか。

まあ、担任は艦これ好きなエミさん。

簡単に許すだろう。

…でも、エミさんは忙しいのかHRが終わった後すぐに教室を出ていたため、Aにはまだ話しかけていないよう。

tn「はぁ…。」

ため息を吐く。

そういえば、前にも…。

俺はどうやら、Aが可愛いときにはため息を吐いてしまうらしい。

それほどに…魅力的なのだ。

sha「カレーうまっ！！トントン食べへんならもらうけど。」

そう言ってスチロール皿を引き寄せるシャオロンの頭をぺしっと叩く。

そして、ジッと睨んでからカレーをパクつく。

sha「なんで怒ってんの？まあ、トン氏のことやから、どうせAのことでも考えてたんやろ。」

tn「課題のことや。」

sha「そう？」

妙に勘の鋭いやつ。

今もニヤニヤしながらこちらを見ている。

…そう笑っているお前も気にかけてるくせに。

チラチラと視線を送っているのがバレバレだ。

まあ、当の本人は気づいていないらしいが。

Aの方を見つめてみる。

目があったら、「何？」とでも言いたげに首をかしげるが、そのまま凝視し続けると恥ずかしさからか目をぷいっと逸らしてしまう。

zm「可愛すぎるやろあんなん…！！」

tn「それなぁ…ってゾム！？」

見れば、これまたコスプレをしたゾム。

誰得だよ、と思ったが、周りの女子はキャーキャーと悲鳴をあげている。

モテるなあ…なんて、考える暇もなかったのである。

zm「トントン、カレーだけやと物足りひんやろ？ほら、追加で持ってきたったで！」

「もちろん金はお前が払えよな」と付け加えられ、目の前の皿の量に驚愕した。

…勘弁してくれやほんまに。

しかし、そこまで嫌ではなかった。

ふーん、俺ももう末期か。

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どうも、忘れた頃にやってくる夜飴月です。

たくさんの閲覧、評価、お気に入り登録ありがとうございます、励みになっています！

短編集の方ですが、今ネタをかき集めているところです。

短くまとめさせてはいただきましたが、続編へと移行します。

続編でもどうぞ、よろしくお願いいたします。

_____夜飴月