【学パロ】生徒会の主役は…【w/r/w/r/d/!】 (ページ14)

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堕天ページ14

次の日の放課後。

瑠「今日一緒に帰れる？」

『ごめん！！』

脇目も振らず教室を飛び出す。

もちろん向かう先は、生徒会室。

敵陣地である。

どんなに急いでいても、礼儀作法は忘れない。

３回丁寧にノックをして、中へと入った。

中にはグルッペンとトントンがいた。

２人とも「来るとは思わなかった」といったように驚いた表情を浮かべていた。

『私は…生徒会に入りたい。そして、学校を変えるために生徒会を変えたい。』

２人とも驚いた表情は変えずに、ただただ固まって頷いている。

うん、自分でも何が言いたいのかよくわからない。

でもこれは多分…。

gr「宣戦布告でいいんだな。」

そういうことになってしまう。

あなたのやり方は嫌だから変えますと宣言しているに等しい。

流石に追い払われるか…。

gr「よし、歓迎しよう。」

…ん？

この人今なんて言った？

歓迎する？

tn「別に反対意見を持った人入れてもこちら側に問題はあらへんし…グルッペンのことやからむしろ…。」

gr「この反抗してくる狂犬を、俺たちに尻尾振る可愛い可愛い子犬に手懐けたい。」

それつまり調教したいってことですよね。

全力で抵抗するで、言葉で。

rb「とりあえずその意見に賛成で。」

高い声が聞こえる。

ロボロいたのか、見えなかった。

と思ったのだが、どうやらこのタイミングで生徒会室に入ったため、本当に見えていなかったらしい。

tn「でもこれでAも正式に生徒会やな！！よかった！じゃあ…。」

紙の束を渡される。

これってもしかして…。

tn「みんながやり残した書類頼むわ。」

『この人でなし！！私は逃げるっ逃げるぞ！！』

やり残した書類なんてやるわけがないだろう。

私に非はない、やらない奴が悪いんだ！

堕天したトントンから逃げようとしたが、あっさり捕まり生徒会室の椅子へと座らされた。