夏油傑と交わるまで【呪術廻戦】

１６秒前 ページ34

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〖 Geto side 〗





すぅ、と寝息が聞こえてきたタイミングでそっと離れて布団をかけ直す。



「さて…」



少し散らかってる部屋を整理してあげようと腰を上げた瞬間、再び視界に入った紙袋。






「…」


忘れていた興味がフツフツと湧き上がってくる。

そうなるともう抑えられない好奇心。



ベッドで眠るAを確認し、紙袋に触れてみる。





人差し指を紙袋に引っ掛け中を覗き込むとビニールに包まれた黒色のもの。



「…服、ではないな」



服にしては小さすぎるし…
じゃあ、これはなんだ？






勢いで袋の中に手を突っ込んで引っ張り出す。



それを掴んだ感触の感想は、


…あ、下着だな。






「……嘘だろ」






こんなの付けてるのか…？

確かにどちらかと言うと大人っぽい服が似合うし、肌が白いから黒色の服がよく映える。

…けど、これは……攻めてるのでは…？

だっ、て…Aは処 女だろう？

こんな下着……いや、それは私の偏見か？処 女はこういう攻めた下着を付けないという私の偏け……





……




……





「…………は？」




下着が入っていた紙袋の隣…と言うか、奥？に隠すように置かれていたビニール袋。

その中身はどう考えてもAには縁のなさそうなもの。…絶対に、縁があってはならないもの。





「…私とはシたことないし、使う必要が……」









"『する気だったから…』"









………まさか、


私とすることを考えて？


自分で調べて買ったのか？








「……」







…だとしたらあまりにも可愛すぎないか？





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