夏油傑と交わるまで【呪術廻戦】

１９秒前 ページ31

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〖 Geto side 〗





「……ほんとごめん」

「Aは悪くないよ。気にしないで」

「でも…」






毎月のあれになったらしい。
残念…非常に残念だが、しょうがない。






「私は楽しみは後に取っておくタイプだから」

「…んﾞ〜」

「ははっ。ほら、おいで」





余程心を決めていたのか眉間に皺を寄せるAを抱き寄せ、腰の当たりを優しく撫でてやる。





「しんどい？」

「…うん、」

「今日はこうして寝ようか」

「…いいの？」

「もちろん」

「ありがとう…」





唸りながら私の首筋に顔を埋めるA。





「お風呂行ける？」

「うん…」

「一緒に入る？」

「ばっ、バカじゃないの…！？」

「冗談だよ」





弱々しく私の背中を叩くAが可愛くて思わず強く抱き締めてしまう。





「…すぐる〜…」

「ん？」

「苦しい…」

「あ、ああ…ごめん」



腕の力を緩め、顔を突き合わす。するとあからさまに目を逸らされ少しだけムッとする。



「…どうして目を逸らすんだい」

「…いや、」

「？」

「なんか…その、する気だったから…」

「…」

「……恥ずかしくて…」







許した。








「少しだけ心の準備をする期間が延びたと思ってゆっくりしな」

「…ん」







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