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「思ったより早く片付いたんだよ」
「ほ〜さすが特級と1級だね」
「もっと褒めて褒めて」
「七海は帰ったの?」
「無視はよくないね」
「わーすごーい」
「…七海は帰ったよ」
感情を込めずに褒めたら思いの外落ち込んでしまった。子どもじゃないんだから、そう思いながら背中をポンポンと叩いてやる。
「傑は帰らなくてよかったの?」
「私はやらなきゃいけないことがあったからね」
「え、じゃあ私の世話してる場合じゃないじゃん」
「Aは私が今見捨てたら多分帰れないけど…それでもいいなら自分の仕事をするよ」
「嘘!嘘だよ!自分の仕事なんて後回しにして私に力を貸して!」
縋るように制服を掴むと同時にスマホが震えた。
「…あ、私か」
画面に表示されるのは絶賛出張中の悟。
「なんだろ、」
「早く出ないと機嫌悪くなるよ」
「ほんとめんどくさいよね」
とか言いつつ、内心嬉しかったり。
傑に「ちょっとごめんね、」と言って席を立つ。
「もしも『今どこ!?』え、」
『なんで家にいないの!?』
「えっ、さ、悟出張じゃ…」
『早く終わらせて帰ってきたの!そしたらA家にいないから!で!?どこ!?』
「こ、うせん…高専にいる、けど…」
『なんで!?こんな時間まで何してるの!?』
「今日、遅刻したからそれの始末書と反省文を…」
その言葉に安心したのか電話の向こうで大きな溜息。
「悟…?」
『心配した…』
「ごめんね、出張中だから連絡しなくても大丈夫かと思って」
『この時間だと誰もいないんじゃない?今から行くよ、待ってて』
「あ、それは大丈夫!丁度傑も用があるって高専に来てるから」
『……傑と2人なの?』
「うん。反省文終わらないから手伝ってくれてる」
『…』
「悟?」
『やっぱり行く、』
「あ、ちょっ」
そのまま一方的に切られた通話。
「…今から来るって、なんで?」
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天 - 2章楽しみすぎますっ!!!!!!!! (2021年3月27日 19時) (レス) id: 323c2d6c78 (このIDを非表示/違反報告)
小五口 - 毎日更新されるこの作品を糧に生きてました!!(大袈裟)2章も楽しみです!!!ああぁ、こんなクズ五条も私は大好きだああああ (2021年3月27日 18時) (レス) id: bc1e606e87 (このIDを非表示/違反報告)
星宮 - めちゃくちゃ楽しんで読んでました!100点満点中100点です! (2021年3月27日 14時) (レス) id: 043cbe2e87 (このIDを非表示/違反報告)
七(プロフ) - なおけろんさん» なおけろんさん!コメントありがとうございます!!好きですか!?フェチに刺さったようで嬉しいです(T_T)是非最後までお付き合いお願い致します(^-^) (2021年3月26日 14時) (レス) id: 58d20c225a (このIDを非表示/違反報告)
七(プロフ) - 葵瑠さん» 葵瑠さん!コメントありがとうございます!!なんと!?前作から私にお付き合いしてくださってるのですか!?嬉しすぎます(T_T)是非最後までお付き合いお願い致します(T_T) (2021年3月26日 14時) (レス) id: 58d20c225a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七 | 作成日時:2021年3月17日 20時