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第四十六話 ページ47

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煉獄によろしくな、そう言っていた宇随さんに見送られ着いた場所は蝶屋敷。




挨拶もせずに煉獄さんの気配がする場所に一目散。





「煉獄さん!!」




スパァン!と戸を開けると、ベッドに横たわる煉獄さんがいた。




「Aか!」



いつも通りの煉獄さん。

…唯一違うとこと言えば、片目を眼帯で覆われてるとこくらい。



「なんだ?そんなに俺に会いたかったのか?」

「宇随さんに煉獄さんが致命傷を負ったって聞いて…」

「うむ、まあ致命傷と言えば致命傷だな」




いつかと同じように、ワハハと豪快に笑う煉獄さんに視界が霞む。




「うう…生きてて良かった……」


「俺は死なない!」


「わからないじゃないですか…」


「現に死んでいない!」


「…まあ、そうですけど」


「暫く歩けないがな!」


「歩けないんですか!?」


「腹を抉られているからな、数ヶ月は療養しろと胡蝶に口酸っぱく言われた」


「は、はらを…えぐられている…」


「心配は必要ない、俺は生きているからな。それよりA、君は宇随と任務だと聞いたが」


「宇随さんと任務でしたけど煉獄さんの方が大事です…本当に生きてて良かったぁ……死にかけたらしいって宇随さんに言われて…気が気じゃなかったです…」




そんな私の頭を優しく撫でる煉獄さんにまた涙が溢れる。




「A、」


「はい…」


「そんなに悲しい顔をするな、俺は生きている」




私を落ち着かせるように頭を撫で続ける手が温かくて。




「煉獄さぁん…」


「よもやよもや、俺の知っているAはこんなに泣き虫じゃないはずなんだが!」



また、豪快に笑った。






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シロヌコ(プロフ) - 無一郎の姉を取られたくないと抵抗するのが年相応の子供っぽくてとっても好きです (2022年9月19日 1時) (レス) @page11 id: 5f3cb32639 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 勒城さん» コメントありがとうございます(^-^)!晴彦は長男なので夢主のことを守って上げねば!と思ってます、可愛いです(^ー^)vありがとうございます!!! (2020年12月14日 8時) (レス) id: 58d20c225a (このIDを非表示/違反報告)
勒城(プロフ) - はるひこ口悪いのめっちゃ好きですwwwwこれからも頑張ってください! (2020年12月6日 3時) (レス) id: 0fd2e5e0a5 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - Raiさん» Raiさん!コメントありがとうございます!お返事が遅くなってしまい申しわけございません(T_T)よくわからないのですがURLを貼り付ければ良いのでしょうか?参加させていただきますね(^-^) (2020年11月20日 3時) (レス) id: 58d20c225a (このIDを非表示/違反報告)
Rai(プロフ) - 「あなたの小説読ませて下さい。」「https://uranai.nosv.org/u.php/event/kouooue/」やり方はそのままペーストに画面通常検索など出て来ると思います。 (2020年11月17日 20時) (レス) id: 5708791899 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち x他1人 | 作成日時:2020年10月29日 0時

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