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第十七話 ページ18

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柱合会議が終わり、静かな庭に残るのは柱と私だけ。


そんな静かな空気を破ったのは不死川さんだった。





「俺は認めねェ」


「だが不死川!お前の血を見ても竈門妹は襲わなかった!」


「それが何だって言うんだァ?」


「俺は自分の目で見たものを信じる!」




勝手にしろよと言わんばかりの目を煉獄さんに向ける不死川さん。




「まあ、皆さん落ち着きましょう」


しのぶは何も思わないのだろうか。
何故、蝶屋敷で竈門炭治郎を預かると言い出したのだろうか。




「姉さん、大丈夫?」


無一郎が私を心配する声。


「Aちゃん…」


今度は蜜璃ちゃん、


「地味な奴だと思ったが案外派手なことをする奴だったな!」


…宇随さんは黙ってほしい。






「………」


「姉さん?」



ほんの少しだけ震える足で、義勇さんの元へ。






「…義勇さん」


「…」


「何故、あの兄妹の為にそこまでするんですか?」


「…」


「どうしてですか?」


「…」


「……なんとか言ったらどうですか…っ!」




正直自分でも驚いた。

涙が溢れて仕方ない。

…これには流石の義勇さんも瞳を揺らしていた。




「…A、」




明日の保証がない仕事ということは百も承知だ。

けど、自ら命を絶つことは話が別だ。

しかもそれが他人の為だなんて。





「義勇さんは、私を鬼から守ってくれたじゃないですか…!」



「鬼は悪だって!どんな理由があろうと人を襲う鬼は悪だって言ったじゃないですか!」




「そんなあなたがどうして、!?」




「あの子が人を襲わない保証なんて何処にもないのに!!自分の命を粗末にしないでくだ…っ、」







言葉が詰まった。

義勇さんがあまりにも優しい目をしていたから。





「大丈夫だ」





そして、その一言だけ残して姿を消した。







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シロヌコ(プロフ) - 無一郎の姉を取られたくないと抵抗するのが年相応の子供っぽくてとっても好きです (2022年9月19日 1時) (レス) @page11 id: 5f3cb32639 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 勒城さん» コメントありがとうございます(^-^)!晴彦は長男なので夢主のことを守って上げねば!と思ってます、可愛いです(^ー^)vありがとうございます!!! (2020年12月14日 8時) (レス) id: 58d20c225a (このIDを非表示/違反報告)
勒城(プロフ) - はるひこ口悪いのめっちゃ好きですwwwwこれからも頑張ってください! (2020年12月6日 3時) (レス) id: 0fd2e5e0a5 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - Raiさん» Raiさん!コメントありがとうございます!お返事が遅くなってしまい申しわけございません(T_T)よくわからないのですがURLを貼り付ければ良いのでしょうか?参加させていただきますね(^-^) (2020年11月20日 3時) (レス) id: 58d20c225a (このIDを非表示/違反報告)
Rai(プロフ) - 「あなたの小説読ませて下さい。」「https://uranai.nosv.org/u.php/event/kouooue/」やり方はそのままペーストに画面通常検索など出て来ると思います。 (2020年11月17日 20時) (レス) id: 5708791899 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち x他1人 | 作成日時:2020年10月29日 0時

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