また明日。《２》

♯97 陸 ページ47

【陸side】


良かった…ちゃんと帰って来れて

Aちゃんからお礼と無事帰れました！って報告のLINEが来た

秋斗からも、ちゃんと家まで送り届けたってLINEが来て、ホッとした

Aちゃんからまた改めてお礼させて下さいって連絡が来て、いや、それ所じゃないじゃん…って心配になる


慎「結局、誕生日はどう過ごしたんですかねぇ？」


壱馬「…昨日はおらんかったっぽいけど、どうなんやろな？」


慎「どうなんでしょうねー？？ちょっと色々想像しちゃう…(笑)」


壱馬「やめろや気持ち悪い(苦笑)」


まこっちゃん。そんな甘い夜を過ごしてないんだよ……
以前に彼氏との話を少し聞いて違和感を感じてたけど、やっぱりその違和感って当たってたんだろうな…


慎「今度会ったら聞いちゃおーっと(笑)」


陸「まこっちゃん、やめなよ」


慎「え？……何でですか？(苦笑)」


陸「…そういうのって、プライベートな事じゃん」


壱馬と二人、怪訝な面持ちでこっちを見る


慎「まぁ、仕事以外は全部プライベートですから…そうですよね？」


まぁ、そうだけど…
そうなんだけど、そういう事じゃ無くて…


陸「2人だけの思い出にしたいって思ってるかもしれないし、言いたくない事があるかもしれないし」


慎「えー、そんな事言われたら何話したらいいんですか？だって、みんなプライベートな話するでしょ友達って。最近どうなの？とか」


まこっちゃんの言う通りなんだけど！
けど……なんて言えばいいのかなぁ……
今はそっとしてあげて…なんて言えないし


壱馬「………ま、興味無いし、聞く必要なし！！慎もそんな気になるか？時間の無駄やな(笑)」


慎「えー気になるのになぁ…」


壱馬、何か勘付いたのかな……
話を逸らしてくれたように見えた

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