また明日。《２》

♯69 ページ19

陸くんからLINEが来て何度かやり取りをしてると電話がかかってきた


陸【壱馬と一緒にいるの？】

【はい。あ、陸くんの事も言ったから知ってるよ】

陸【そっか。ビックリしてたんじゃない？(笑)】


びっくりしてたよ
陸くんと違って静か〜に驚いてた


【何か用事だった？】

陸【いや、何してるかなー？って思って。てかさ、LINEしてから気付いたんだけど、今日って彼と会う日じゃね？】

【そうなんですけど、別の日に会うから今日は会ってません】

陸【…へぇ……別の日に会っても今日も会えばいいじゃんね？】

【…うん………今日は代休みたいなものかな？分かんないけど】

陸【壱馬と飯でも食ってんの？】

【たまたま帰ってくるタイミングが同じで家の前で少し話してるだけ。】


壱馬「俺帰るわ」


「あっ、待ってください(汗)」


陸【マジで壱馬の声じゃん…】

【うん。陸くんまた後で連絡していい？】

陸【ごめんごめん、本当に何も用事無かったからいいよ。次バイトいつ？】

【明日バイトです】

陸【分かった。じゃ……明日…時間あるかな…行けたら行くね(笑)】

【うん(笑)】


壱馬「陸さんなんて？」


「何も。何してるかなー？って思ってって。暇なんですかね(笑)」


壱馬「暇なんかなぁー…？(笑)」


「もう連絡しなくていいって言ってました(笑)後でしてみよ…」


壱馬「するんや(苦笑)」


「はい……だって、何も用事がなかったらわざわざ連絡しないでしょ？何かあったんですよ、きっと」


壱馬「暇なんちゃう？(苦笑)」


「暇だからって普通しませんよ(笑)彼氏ともそんな電話しないのに(笑)」


壱馬「いや、するやろ！(笑)」


「………しませんよ？」


壱馬「…あんたらどんな恋愛してるん」


「あ、普通に腹減った〜とか眠い〜とかです(笑)」

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