○ オッパ ページ28
JH「A、ほら、おいで」
JS「ハニ、無理強いしないの」
「…………スンチョルオッパどこ？」
スンチョルオッパのお気に入りのコップを割ってしまいました。
………………
「…オッパ、」
パソコンに向かって作業中のオッパ。
邪魔しちゃダメだと思いつつも、声をかけた。
SC「ん？どうした？」
くるりと椅子の向きを変えて、私の腕を掴む。心配そうに見つめるオッパに胸が苦しくなった。
「あの、オッパ」
SC「ゆっくりでいいよ」
「ごめん、なさい……」
割れてしまったコップを見せると、オッパは何も言わなくなってしまった。
オッパは仕事、練習、それに加え私たちのリーダー。ストレスや疲れが多いのに、私はなんてことを。
「ごめんなさい…っ」
いつも笑顔で名前を呼んでくれるオッパの顔がこちらを向かない。自業自得もいいところなのに、私は泣いてしまった。
SC「A、オッパの目見て」
「……ん、」
SC「怒ってるように見える？」
「見えない」
SC「いいんだよ、コップの一つくらい。怪我しなかったか？」
砂糖のように甘くて優しい笑顔で、私の頬に手を添える。
泣くなよ〜〜と笑うオッパに、私は余計に泣いてしまった。
" 涙が止まるおまじない。"
スンチョルオッパの腕の中にすっぽり収まったかと思えば、
ちゅ
額にキスをされて、私の涙は驚きに変わった。
SC「明日の午前中、一緒に新しいコップ見に行こう。Aが選んでくれるか？」
「…うん！」
スンチョルオッパがリーダーであることを改めて自覚させられた。
こんなに頼りになる、強くて優しいオッパはスンチョルオッパだけかもしれない。
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なっほろーる(プロフ) - はじめまして!!この作品大好きでいつも思い出したりしてます!!あと、勝手で申し訳ないのですが、JHのときの宿舎の反応も知りたいです!!これからも応援しています！ (2017年1月15日 1時) (
レス) id: 08a39a0e26 (このIDを非表示/違反報告)
ソジン(プロフ) - まだ見たいなあ…←← (2016年11月23日 9時) (レス) id: e77b47a418 (このIDを非表示/違反報告)
やー(プロフ) - 初めまして！！ この作品とっても好きなので続けていただきたいです…>_<… (2016年11月21日 7時) (レス) id: 04ace5cc95 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - はじめまして(^-^)私はこの作品がとても好きなのでまだ続きが読みたいです！ (2016年11月20日 15時) (レス) id: c8def5c191 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 初ｺﾒ失礼します！このお話が本当に大好きなのでぜひ続編読みたいです♪こらからも楽しみにしております^^ (2016年11月20日 12時) (レス) id: a0fbe08db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もこ
| 作成日時：2016年9月11日 20時
