○ 守るから 3 ページ20
宿舎に帰って鞄の中の荷物を整理していると、中から大量のゴミや赤字で大きく悪口の書かれた紙が出てきた。
幸い、スングァナとハンソラはお風呂に入ったばかりでチャニはホシオッパと振り付けの確認中。部屋には私だけだった。
JS「A？何それ…？」
「え？あっ、オッパ！何でも無いです」
ジスオッパが部屋に来ていたことに、全く気づけなかった。
JS「何でも無いわけないよね。じゃあどうしてそんな泣きそうな顔してるの？そのゴミと手紙は何？」
「……」
JS「…A、服脱いで」
「え」
JS「早く」
ゆっくりと上のシャツを脱ぐと、ジスオッパは驚いて、悲しい顔をした。
JS「痣、だらけだ…」
震える手ですぐに服を着ると、ジスオッパは私を抱きしめた。
JS「ごめんね、気付いてあげられなくて。守ってあげられなくて。いつからこうなったの？」
「2週間、前くらいから…」
JS「2週間も、我慢してたんだね…。辛かったよね。痛かったよね。」
ジスオッパがそのまま頭を撫でるから、泣きそうになる。
JS「泣いていいよ」
その瞬間、何かがブツッと切れた。
私はジスオッパの腕の中で泣いた。
ジスオッパはずっと頭を撫でてくれて。
ジスオッパに知ってもらえただけで、気が楽になった。
JS「…じゃあ、そのピアさんはジョンハンと仲良くしてることに嫉妬してる、ってことかな？」
「多分、そうです」
JS「このこと、ハニに話す？」
「言わないで！！言ったら、オッパは責任感じちゃう。オッパは悪くないから、私が何とかします」
JS「何とかできるの？本当に？」
確かに、何とかできていればこんなことが2週間も続く事はない。でも、こう言うしかなかった。
JS「…分かった。ハニには言わないよ。その代わり、何かあったらすぐに言って。」
ジスオッパと、約束した。
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紗琉 - 初めまして。めちゃくちゃ書かれている小説が好きです。どんなものでも更新されていると嬉しくなります。これからも応援します。 (2016年7月8日 23時) (
レス) id: f72be11960 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - ミンギュに珍しく甘々な主人公がみたいです！ (2016年5月10日 14時) (レス) id: d6150f954e (このIDを非表示/違反報告)
ジンリ(プロフ) - じょんはんくんとのお話読みたいです！ (2016年4月6日 11時) (レス) id: cc9fb554f5 (このIDを非表示/違反報告)
湯(プロフ) - ウジとのお話最高です〜ありがとうございます（ ; ; ）！ (2016年4月5日 2時) (レス) id: 0937e30b07 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ウジさん！いやジフンさん最高です！ニヤニヤが止まりません！大好きです！応援してます！何回も読み返しちゃってます笑 (2016年4月4日 21時) (レス) id: 3cb227c1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もこ
| 作成日時：2016年3月22日 10時
