47.付き合いたい ページ48
「(ワタシハ!??)」
野薔薇「私はどうだって聞いてんの」
「いや…あの、今急いでるんで」
野薔薇「何だコラ、逃げんなや。ハッキリ言えや」
『あのぉ、お兄さんどこの事務所の方?』
「へ?」
『私、鈴ノ音 小鳥の妹の鈴ノ音Aといいます。あなたが私にしたこと、侮辱罪っていうのになると思うんですが……。
あ、これ姉の名刺です。どぞ』
姉さんの名刺を渡すと、顔を真っ青にして逃げていく男性。
昨日、姉さんに名刺貰っといて良かった。
姉さんめっちゃ売れっ子だから、その妹が何かされたとなったら、週刊誌ヤバいことになるよ。
ふふ、我が姉最高!←
野薔薇「……ちょっと!アンタ鈴ノ音 小鳥の妹ってホント!?」
『へ?そうですが……』
野薔薇「そう、これはスゴいわ!!また今度サイン頂戴!!!私、大好きなの!!」
『い、いいですよ。また、頼んでおきますね』
まさかの野薔薇ちゃん、姉さんのこと好きだったのね。
悠仁「俺達、今からアレに話しかけんの?
ちょっと恥ずかしいなぁ」
恵「オメェもだよ」
2018の形をしたサングラスをつけ、両手にポップコーンとクレープを持つ悠仁君。
五条「おーい、2人共コッチコッチ」
「そんじゃ改めて」
野薔薇「釘崎野薔薇。喜べ男子、紅一点……ではないけど」
恵「(ウザ…)」
悠仁「俺、虎杖悠仁。仙台から」
恵「伏黒恵」
『私は鈴ノ音A!可愛い女の子が好きです。ってことで付き合って下さい』
じとー
野薔薇ちゃんが私達を見つめる。
野薔薇「(見るからにイモ臭い…。絶対ガキの頃ハナクソ食ってたタイプね。
名前だけって…、私偉そうな男って無理。きっと重油まみれのカモメに火をつけたりするんだわ。
Aはあの鈴ノ音 小鳥の妹ってだけあって、可愛いわね。流石だわ)
私ってつくづく環境に恵まれないのね。Aはいいけど」
『!』
やった野薔薇ちゃんに認められた!!!
『じゃ野薔薇ちゃん、私と付き合ってくれますか?』
野薔薇「そうね、それはちょっと無理ね」
『マジか……』
恵「これからどっか行くんですか?」
五条「フッフッフ、せっかく一年が4人揃ったんだ。しかもその内3人は、おのぼりさんときてる。
行くでしょ、東京観光」
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小春日和 - 星空七海さん» ありがとでーす!( ≧∀≦)ノ (2021年1月30日 21時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
星空七海 - 全部読めなかったけど面白かったゼー (2021年1月29日 18時) (レス) id: 6c7c9bcfae (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - あんっちさん» ありがとうございます!嬉しすぎて◯にそうです!!更新頑張ります!!! (2021年1月17日 9時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - あぁー私はこの小説が面白すぎて◯にそうです。夢主ちゃんの性格とかすごいタイプです。続きがすごい楽しみです☆更新 頑張ってください! (2021年1月15日 22時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
りんたろす - 小春日和さん» はい!! (2021年1月2日 21時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小春日和 | 作成日時:2020年11月24日 14時