4.普通、神社にバナナの皮ってある? ページ4
海斗と一緒に見ていると、いきなり視界の端が明るくなった。
『え』
顔を上げると、とても綺麗で大きな花火が夜空に輝いていた。
『ちょっと海斗もう花火上がってる!』
海斗「は?上がってないけど……」
『でもさっきは上がってて……』
もう一度夜空を見上げるけど花火は上がらない。
海斗「…もしかして、Aが見た花火が最後のやつだったんじゃないか?」
『そうかも…。大きかったし、めっちゃ綺麗だったから』
「……そろそろ学校に帰るか」
『…うん。帰ろっか』
スマホをポケットに入れて、屋根の上から飛び降りる。
海斗「は?!」
『あっ海斗は普通に降りてきて!』
はしごを使って降りてきた海斗と神社を歩く。
『もう真っ暗だね』
「そうだな。階段気を付けろよ」
『そんなこと言われなくても気を付けるもん』
この神社の階段はとてつもなく長い。
その上、幅も少し狭いし、明かりもないから近くの物しか見えない。
階段を降りようと一歩踏み出すと
ツルッ
『は?』
何かで滑り、階段を踏み外す。
海斗「A!!」
海斗の焦った顔と、視界の端にバナナの皮のような物が見えて、背中に強い衝撃を受けたのと同時に、意識が深く落ちていった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『ん……』
チュンチュンと小鳥の鳴き声が聞こえて目を開けると、
「あ、起きた?」
『は?』
超イケメン&イケボなお兄さんが目の前にいました。
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小春日和 - 星空七海さん» ありがとでーす!( ≧∀≦)ノ (2021年1月30日 21時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
星空七海 - 全部読めなかったけど面白かったゼー (2021年1月29日 18時) (レス) id: 6c7c9bcfae (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - あんっちさん» ありがとうございます!嬉しすぎて◯にそうです!!更新頑張ります!!! (2021年1月17日 9時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - あぁー私はこの小説が面白すぎて◯にそうです。夢主ちゃんの性格とかすごいタイプです。続きがすごい楽しみです☆更新 頑張ってください! (2021年1月15日 22時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
りんたろす - 小春日和さん» はい!! (2021年1月2日 21時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小春日和 | 作成日時:2020年11月24日 14時