16.私の出番が全然ない! ページ17
悠仁「お札ってそんな簡単にとれんの?」
恵「いや呪力のない人間にはまず無理だ!普通はな!今回のは中のモノが強すぎる!封印も年代物、紙切れ同然だ!」
悠仁「……(つってもなあ。“呪い”なんていまいちピンとこねえ。ただの痛い人だったらどうしよう
)」
どうも皆さんこんにちは、前の話の時に1回しか登場していないAでーす。←
ちなみに、私達が今何をしているかといいますと
物凄いスピードで走って学校へ向かっています!
悠仁「(“呪い”なんて…。でもなんだ!?このプレッシャーは!!)」
悠仁君が学校から溢れ出る呪力に驚き止まる。
恵「オマエ達はここにいろ。部室はどこだ?」
悠仁「!!待てよ!俺も行く!やばいんだろ!?二月やそこらの付き合いだけど友達なんだ!放っとけねえって」
恵「ここにいろ」
『……』
_____
ぺたっぺたっ
「いまなンじですかあ」
ぺたっ
「みぢかいはりはあジュういちいぃ」
佐々木「……(なにあの化物…!)」
しゃがみこんで口を抑えブルブルと恐怖から震える佐々木。
ふらっ
佐々木「!!井口!良かったあ。どこ行って_」
井口「たす…けて…」
佐々木の前に現れた井口の頭には呪霊がおり、じゅるるるるるると嫌な音を出している。
「いまなんじですかあ」
佐々木の声で気付いたのか、後ろには呪霊がいた…。
「きゃあああああああ!」
恵「!もう部室を出たのか!
(相変わらず気配が無茶苦茶だ!)」
ガラッ
恵がドアを開けると__
「ちゅーるちゅーるちゅる」
縦長い呪霊がいた。
恵「チッ邪魔だ」
パンッ
手を合わせ両手で“犬”の形を作る。
恵「“玉犬”」
ズズズズ…
恵の足下の影から、白色と黒色の狼のような犬が出てくる。
恵「喰っていいぞ」
_____
“ここにいろ”
悠仁「何言う通りにしてんだ、俺は」
悠仁君の手はまだ震えている。
当たり前だ。
今まで経験したことのないモノが目の前の学校からするんだから。
悠仁「(俺は何にビビッてる?
死
そうだな、学校からは死の予感がする。
死ぬのは怖い。
爺ちゃんも死ぬのは怖かったかな。
そんな感じは全然しなかったな。
俺も泣いたけど怖かったからじゃない。少し寂しかったんだ。
今、目の前にある「死」と爺ちゃんの「死」
何が違う?)」
“オマエ達は強いから人を助けろ”
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小春日和 - 星空七海さん» ありがとでーす!( ≧∀≦)ノ (2021年1月30日 21時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
星空七海 - 全部読めなかったけど面白かったゼー (2021年1月29日 18時) (レス) id: 6c7c9bcfae (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - あんっちさん» ありがとうございます!嬉しすぎて◯にそうです!!更新頑張ります!!! (2021年1月17日 9時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - あぁー私はこの小説が面白すぎて◯にそうです。夢主ちゃんの性格とかすごいタイプです。続きがすごい楽しみです☆更新 頑張ってください! (2021年1月15日 22時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
りんたろす - 小春日和さん» はい!! (2021年1月2日 21時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小春日和 | 作成日時:2020年11月24日 14時