6.可愛いは正義 ページ6
『うん。ちょっと待て、神様今何て?』
自称神「Aちゃんに初めて神様って呼んでもらえた……!」
『キモい、はよ言えやこの自称神』
自称神「Aちゃん可愛いんだからそんな言い方しないの」
『いや、私全然可愛くないし。
三つ子ちゃん達の方が可愛いし』
自称神「それは確かに」
『でしょ』
自称神「…じゃなくて、話ズレてきてるし」
『私悪くない。悪いのは自称神様だから』
自称神「まぁ、立ち話もアレだし、ケーキでも食べながら話さない?」
『ケーキ……!』
「「「たべる!!!」」」
やっぱ可愛い……。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『ふにゃー、ケーキ美味しい……!』
マイ「おねーたん美味しいね!」
ミイ「おねーたんあーん!」
メイ「おねーたんぎゅっ」
自称神「はは、流石Aちゃんめっちゃ懐かれてるじゃん」
皆さん、こんにちは。
私は今とてつもなく幸せです。
ふかふかのソファーに座り右にはマイちゃん、左にはミイちゃん、膝の上にはメイちゃんがいて、とっても美味しいケーキを食べています。
『それで自称神様、私が死んでるってどういうことですか?』
自称神「Aちゃん、君敬語使えたんだね……。僕、感動したよ」
『ぶん殴りましょうか?』
私、元々初対面の人や年上の人にはちゃんと敬語使ってるんだから。
自称神様はちょっと…うん、アレだったから。
自称神「Aちゃんが死んでるっていうのはそのままの意味だよ。君も何でかは何となく分かるでしょ」
『あーアレですよね。バナナの皮で滑ったやつ』
自称神「そうそう!あの時君死んじゃったんだよね」
うん、自称神様よくそんな事笑顔で話せますね。
『……で私が今此処にいるのは、』
自称神「ごめんね!僕が間違えて君を死なしちゃった」
『だと思いましたよ。普通、神社の階段にバナナの皮なんてないですもんね』
自称神「それで、ここからが大事な話なんだけど、
君には特別に、君の好きな世界に行ってもらおうと思って」
自称神様の言葉に思わず目を見開く。
『…つまり、転生するってこと?』
自称神「そう、流石Aちゃん。分かりやすくまとめてくれたね。」
『ちなみに私は何処の世界に…?』
自称神「それは行ってからのお楽しみってことで
行ってらっしゃい」
「「「いってらっしゃい!!!」」」
………可愛すぎる。
その瞬間、落ちていくような感覚がして、意識が遠のいていく。
自称神「死なないように頑張ってね」
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小春日和 - 星空七海さん» ありがとでーす!( ≧∀≦)ノ (2021年1月30日 21時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
星空七海 - 全部読めなかったけど面白かったゼー (2021年1月29日 18時) (レス) id: 6c7c9bcfae (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - あんっちさん» ありがとうございます!嬉しすぎて◯にそうです!!更新頑張ります!!! (2021年1月17日 9時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - あぁー私はこの小説が面白すぎて◯にそうです。夢主ちゃんの性格とかすごいタイプです。続きがすごい楽しみです☆更新 頑張ってください! (2021年1月15日 22時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
りんたろす - 小春日和さん» はい!! (2021年1月2日 21時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小春日和 | 作成日時:2020年11月24日 14時