【呪術廻戦】皆が尊すぎて死にそうです

22.宿儺さんがヤバい ページ23

評価が増えてる……！！
ありがとうございます！
──────────────────────

恵「(特級呪物だぞ！？猛毒だ！！確実に死ぬ！！だが万が一、万が一……！！)」


「おおおおおお！！」


呪霊が悠仁君に襲いかかる。


そして＿＿＿＿＿、ぶっ飛ばされて祓われた。←


恵君の顔をチラッと見てみると、なんかスゴイ顔してた。


「ケヒッヒヒッ」


悠仁君が、いや宿儺さんがいきなり笑いだす。

……何にツボった？


宿儺「ああ、やはり！！光は生で感じるに限るな！！」


恵「(最悪だ！最悪の万が一が出た！

特級呪物が受肉しやがった！！)」


宿儺さんが着ていた服を破る。

え、変態？

女子もいるのに普通服脱ぐ？

……脱いでないけど。

もしかして私、女子と思われてない？

ちょっと悲しい……。


宿儺「！ いい時代になったのだな。
女も子供も蛆のように湧いている」


蛆扱いされた……！


宿儺「素晴らしい。鏖殺だ」


いや、素晴らしくねーよ。

殺すなよ。


宿儺さんの言葉にツッコミを入れていると、


宿儺「ん？」


宿儺さんが私の方を向いた。

私、今まで宿儺さんに気づかれてなかった？

私って存在感薄い？

……待てよ。

ここで宿儺さんに気づかれたということは＿＿＿



宿儺「……小娘」


宿儺さんが一気に近づいて来て、私の両手首を掴む。


『ふぇ！？ええと、わわわわ私！女じゃないです！？』

恵「……無理があるだろ」

『いや、恵君！？この状況でソコにツッコミしてないで助けてくれない！？』

恵「…無理だな。諦めろ」


いやいや、恵君こんなキャラじゃなかったよね！？


宿儺「小娘、名前は？」

『鈴ノ音Aですけど……』

宿儺「そうか。A、俺のモノになれ」

『は？＿＿＿っ！』

恵「なっ！？」


宿儺さんに名前を呼ばれたと思ったら、俺のモノになれと言われ、今何故か私はキスをされている。

……もう一度言っておこう。

私は今、宿儺さんにキスをされている。




『っ！』

手は滅茶苦茶強い力で掴まれていて動かせなかったため、足で思わず宿儺さんを蹴り飛ばす。

呪力で力を底上げしたから、まあまあぶっ飛んだ。


宿儺「！」

恵「……は？」


へたりとその場に座り込み、口を手で隠す。


恵「A！大丈夫か！？」


『………私の』


恵「？」





『私のファーストキスが宿儺さんってどういうこと！？』

23.あしゅら男爵→←21.悠仁君は馬鹿？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す