狂わせて ページ7
その言葉と共に降ってきたのは唇に生暖かい感触。
バッチリ目を開けていた私はその場をバッチリ見ちゃって。
『ん、へっ！？』
いきなりの出来事すぎて素っ頓狂な声が出る。
シ「ね、目くらい閉じてくれない？」
いつも以上に大人っぽくて、綺麗に笑うジンくんに心を鷲掴みにされて。
今、キスしたよね？？
確かに、唇と唇が触れ合った。
ジ「俺と付き合ってみない？」
飄々とした表情でアッサリ言われるその一言。
『へ、えっ！？』
また素っ頓狂な声。
ジ『だから、俺と付き合わない？』
こんな話、何回説明されても納得できない。
でも何回聞いても言っているのはジンくんで。
付き合う、それは恋人同士の証。
『で、でも…どうして突然…。』
もちろん私にとっては嬉しいこと。
ただ、信じられなくて。
ジ「ん、今言わないとどっか行っちゃう気がしたから。」
ジ「あと、お前が好きだから。」
サラッと言われるその言葉にも重さを感じて。
『私もっ、私もジンくんのこと…
好きですっ！！』
咄嗟に返事を返していた。
ジ「やっぱり。そんなの返事なくても知ってたわ。」
この気持ちすらも読まれていて。
叶わないな、なんて思ってたものがこんなにすぐ叶ってしまって。
『私も、私もジンくんのこと好きです。大好きです。』
勢いに任せて今まで言えなかった気待ちが一気に口から零れる。
ジ「ほんと、好きだわ。」
そう言って思いっきり抱きしめられる。
今までよりも、暖かく、強く。
ジ「もう今日からお前は俺のモン。」
いつもの口調。
私なんか心臓バクバクなのに。
『今日から私はジンくんのモン。』
緊張抑えて言ったその言葉でもう一回唇に生暖かい感触。
ジ「そんなこと言ったこと後悔させてやる。」
それと同時にに入ってきたのは 熱いもの。
一方に激しくなるキスは心無しか愛があった気がした。
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イヅキ - ３つのEND全部読ませてもらいました！私のお気に入りはやっぱ、ジンくんです！可愛さとかっこよさ、大人っぽさが大好きです！ (2017年4月19日 18時) (
レス) id: 85c0dcebbc (このIDを非表示/違反報告)
めら(プロフ) - さぁやさん» レス遅くなって申し訳ありません！ありがとうございます！！これからも頑張るのでぜひぜひよろしくお願いします！ (2016年10月4日 20時) (レス) id: 26fef37715 (このIDを非表示/違反報告)
さぁや - じんくん！これからめっちゃ楽しみです！マホトのやつも、見させてもらってます！更新頑張ってください！ (2016年9月25日 2時) (レス) id: 86de6e5139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めら | 作成日時：2016年9月14日 0時
