動き出した運命 ページ8
全部を教えて…
まるで自分がラブロマンスの映画のヒロインにでもなった気分だ…
A:………ドッキリ？！そうだ！これドッキリなんですよね？！これもサービスの一つでライブ終わってなくて会場に流れてる的な！
そうだ！
そうに違いない！
私は目の前にウニョクがいるというのに、急に椅子から立ち上がりキョロキョロとカメラがあるんじゃと探す
ウニョク:ドッキリって？
A:だって…だって…じゃなきゃこんな夢みたいな事起きるはずが…
理解できたかと聞かれ、理解したかな？と答えたが
理解なんて出来るはずもなく
訳の分からない感情に涙まで出てくる
A:私は…私は…
顔を両手でおおい、泣き顔を隠すと…
ウニョク:驚かせて…ごめん。でも、ドッキリでもないし、素直な気持ちだから…
って、言いながら
顔を隠してる手を握ってきて
泣いてる私の顔を見て少し困った顔をしてる
泣きながらも、そんな困った顔を見ていると
握っていた手をそっと、彼の腰にくるように回され、優しく優しく抱き締めてきた
背の高くない私の頭にそっと顎がのる感覚がして
ウニョク:大切な人が泣く姿は心臓が痛い…お願いだから泣かないで…
彼の声の振動が優しく全身に響く
A:ライブで…手を振ってくれました？
ウニョク:ん？あ〜あのほっぺた掴まれてた時！
尚美が私を見てるって言ってたのは本当だったんた…
ウニョク:それまではチラチラあなたか確認をしてたけど、確信したらついね！
もう夢でも
ドッキリでもいい
抱き締められ、頭の上から響いてくるウニョクの声
そう思わずにはいられなかった
A:一生分の運使った気がする…
思わず呟く
ウニョク:アハハ！大丈夫！一生大切にするから！
なんて、急に目の前に顔が現れてサラリと言ってくる
ウニョク:ねぇ？そろそろ名前教えて？
画面越しに見ていた、可愛らしい笑顔で聞かれ
A:Aです
答えてしまった
ウニョク:Aかぁ！うん！Aね！
って額にキスをされた
こうして私たちの運命は動き出した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mayu(プロフ) - ウニョク、私も好きです。イトュク→イトゥクでは？ (2020年2月21日 23時) (
レス) id: 638b387d49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優勇 | 作成日時：2019年8月17日 2時
