幸せな朝寝坊 ページ41
気がつけば朝日が昇りつつある…
一晩中途切れることなく会話が続いた
A:もう朝だよ。ビックリ！
ウニョク:Aとの時間は本当あっという間に過ぎちゃう…
少し寂しそうに言うウニョク
A:見て、綺麗！
カーテンの隙間から見えた空…
まだ完全に日が昇りきってなくて…
薄紫に空を彩る
ウニョク:本当だ…
思わず二人でカーテンを開け、窓を開け空を見いる
ふと隣に並んだウニョクの横顔を見ると
なんて綺麗なんだろう…
目をキラキラさせて…
小さく鼻歌まで聞こえる
そんな私に気づいて
ウニョク:なに？照れちゃう！
おどけて見せるウニョク
A:なんでもないよ…幸せだなぁって。
ウニョク:…僕も。
そう優しく呟きながら肩を抱いてきた
私はこれから先ずっとウニョクとこんな朝を迎えられるのだろうか…
ウニョクに「幸せ」って、ずっと思ってもらえるのだろうか…
今確かにウニョクの腕の中にいるのに
余りにも幸せで
見えない未来が余計に怖くなる
今見えている薄紫に染まってる空は
私の気持ちの色に近く感じる
確かに幸せで、暖かい気持ちで…
でもどこかに不安もある複雑な気持ち…
ウニョク:大丈夫だから…
勘のいいウニョク…
何も言ってないのにまたしても読まれた心…
ウニョク:……さすがに…寝ない？
ウニョクの顔…確かにおねむな顔になってきている
A:そうだね！寝室はこっち。私はソファーで寝るから
ウニョク:…ダメ！一緒に…
眠い目をこすりながら、反対の手で手を繋いで来て寝室へと一緒に向かう
ウニョク:ベッドだぁ…眠い…
すでに目は閉じかけていて…
か、可愛すぎる
私の中にひょこり現れたエルフな心…
こんな貴重な事…ニヤニヤなる
ウニョク:ニヤニヤしてないでいいからここ！
何故に閉じてる目で分かるのでしょうか…
私は素直に指定された場所へ
ポフッとウニョクの伸びている右腕に頭を乗せると…
すぐさまに抱き締められ…
ウニョク:おやすみ…
寝息が聞こえてきた…
ヤバイ！
ヤバイ！
ヤバイ！
私…絶対眠れない！
目を開けるとすぐ目の前にウニョクの寝顔…
幸せ…
スヤスヤ安心しきった顔で眠る顔を眺めていたら…
はい…私も寝落ち…
やっぱり歳には敵いません…
眠れないなんて言ってたのは誰だって…
何時間寝たのだろう…
パチリと目が覚めた私…
ウニョク:おはよう！
大好きな人の顔で、声で目覚めた朝は
幸せな朝寝坊だ…
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mayu(プロフ) - ウニョク、私も好きです。イトュク→イトゥクでは？ (2020年2月21日 23時) (
レス) id: 638b387d49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優勇 | 作成日時：2019年8月17日 2時
