如月一家の真実９ ページ10
A『……んん、れい？』
零「あ、起きたか？今、家に向かってるから大人しくしてろよ」
起きたらなんと私は零におんぶされてました
なんで！？
A『起こしてよ！もう！歩くから下ろして』
零「あー、言っただろ？《大人しくしてろよ》って。足怪我してるんだからこういう時ぐらい甘えとけ」
A『……お、重いから…下ろして』
本当はこんなこと言いたくないよ！？
けど、本当に重いから……うん
零「公安を舐めるなよ？筋肉見せてやろうか？」
A『軽く自慢しないで、私だって筋肉あるよ！？二の腕なんか下についちゃったし！』
零「いや、それは脂肪だな」
私をおぶっているのにも関わらず山道をスルスルと進む零は本当に力持ちだと思う
ー家
零「はぁ、やっとついたな」
時間こそはかかってしまったが、その間2人の間に会話があってとても楽しかった
A『ママとパパになんて言おう……』
零「はは！トイレが漏れそうで慌てて山に駆け込んだって言ってみたら？」
A『零！なんて汚いこと……！』
零の好感度下がりました、あーあ残念
零のファンの皆様ごめんなさい
零は意地悪なヤツです、いや、トイレ大好きなヤツです
咲恵「──あの、家の前でいちゃつかれても」
A『ま、ママ！？』
咲恵「やっと帰ってきた〜もう、心配したんだからね！」
ほっぺたをグリグリと手で弄ばれる
私、大人ですよ？
祐也「おお〜帰ってきたか、おかえり！……ってA！足どうしたんだ！？」
最初は笑顔で出迎えてくれたパパだったけど私の足を見た途端血相を変えて近づいてきた
A『大したことないよ、素足で飛び出しちゃったから…あはは』
祐也「早く消毒しないと最低足を切り落とすことになるぞ！」
A『はは、本当に大丈夫だよ。零が応急処置してくれたし、切るほど酷くはないから』
零「一応言っておきますがAの言っている事は本当なので安心して下さい。
それより山で一夜過ごしたのでAを休ませたいのですが、部屋を借りてもいいですか？」
咲恵「ええ、もちろん！……A、子供達は私に任せてゆっくり休んで」
そう言ってもらい私はお言葉に甘えて零と部屋へ向かったー
ー部屋
A『ふぅ…それで、さっきの話の続きなんだけど』
零「なんだ？お寿司派か刺身派のやつか？俺は言ったが刺身派……」
A『そうじゃなくて！……組織に立ち向かうってやつ』
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りん - 続きが楽しみにしてます (2017年5月12日 19時) (
レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
テンション異常者 - 早速更新ありがとうございます！なんか・・・もう、最高です。最高すぎます。お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！夜分遅くに失礼しました。 (2017年4月16日 1時) (レス) id: fc87d70acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかげ | 作成日時：2017年2月1日 22時
