病んでて何が悪い【実況者】

お願い。クミ、泣かないで？笑顔を見せて？ ページ8

『…クミ、どうしたの？』
クミ「A…泣いてた。うなされてたの」


『そっ…か』

気づけばクミが泣いていた。
『クミ、泣かないで？笑って？僕は大丈夫だよ』

クミが僕を抱きしめた。クミの体温がじわりと来て、暖かかった。
人の温もりを感じたのはいつぶりだろうか。

その体温に安心して、僕も目元が熱くなって、今にも泣き出しそうだった。

『夢を見た。家にいた頃と……クミが離れて行ってしまう夢』

クミ「…！私はどこにも行かない。ずっとAと一緒にいる。そうしないと、私…寂しい」



クミは本当にいい人だ。暖かくて、優しい…

彼女には一生の借りを作ってしまうかもしれない。
負担をかけてしまうかもしれない。
嫌な気持ちにさせてしまうかもしれない。

でも、一緒にいてほしい。






そのまましばらく僕らはお互いがちゃんといるのを確認するかのように抱きしめあった。









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短くてすみません！


なんかすごい…こう、終わりみたいな感じて書いてしまったので、次のページ行きます。

赤い髪のあの人と仲良くなった時の事です。→←夢が現実になるかもしれないという怖さは計り知れない。誰にもわからない。

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