検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:7,153 hit

# 3 ページ3

.

.







私はあらんのことが好きだけど
向こうは何も思ってないんだろうな。









なんで一緒に寝るの





そう聞いたことがあったけど
1人だと寒いからって。





夏場は、別にいいじゃんとしか
言ってなかった








彼の言葉のどこにも
期待できるものは無くて
気を抜けばしんどくなっちゃいそう









.









彼がぶーぶー言いながら
買ってきてくれたサラダを口に運ぶ。
すばやくトマトを入れてくるけど
本当にこの男は…







「ねえ今日どっか行こ」







温かいコーヒーに眼鏡を曇らせながら
彼はそう言う。







私の祖母も眼鏡を曇らせながら
うどん茹でてたなって
思い出すと笑いそうになる







「何笑ってんだか」







『どこ行くの?』









寒さで曇っていた眼鏡はすぐに
元に戻る



サラダをつつきながら考え込む彼を見ていると
私はあらんと一緒なら別に何でもいいよ と
うっかり口にしそうになる









「水族館?」








私の顔を覗き込む彼
少しの間







ふたりして "ベタ〜" と笑う







『いいよ。久しぶりに行きたい』






「よし決まり!」








水族館なんて何年ぶりだろ。









.

# 4→←# 2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
107人がお気に入り
設定タグ:白濱亜嵐 , 片寄涼太 , GENERATIONS   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さく | 作成日時:2018年1月15日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。