【鬼滅の刃】貴方が居るから頑張れる 弐

しのぶさん ページ3

夜 屋根上


はぁ……やっぱ1人は落ち着くなあ……



そう思った時、1つの気配を感じた。



貴「しのぶさん、どうかされましたか？」


胡蝶「あれ、気づいてたのですか」


しのぶさんは、そう言いながら、私の横へ座る


胡蝶「Aさんは、怪我の治りが遅いんですから


ベットに行ってなくてはいけませんよ？」


貴「うっ……ご勘弁を、、、。」


しのぶさんと他愛もない話をする。


こうやって話したのは初めてだ。


胡蝶「Aさんは、鬼の事をどう思いますか？


憎いですか、、、？？」


しのぶさんは、急にそんなことを聞いてくる。


貴「そうですね、、、仲良くなれたらいいですね。」


胡蝶「なら、その想い、、、繋げてくれませんか？」



貴「、、、、、、。しのぶさんは勘違いしてますね。。。」


胡蝶「勘違い……とは？」


貴「しのぶさんは、鬼と仲良くなれたらいいのに


って、言いますよね、、、だけど裏腹に鬼の憎しみ、、、怒りが見える。


私はそれと同じです。」


胡蝶「、、、私が怒ってるように見えるでしょうか、、、。」


しのぶさんは困った顔で言う。


貴「しのぶさん、、、疲れてないですか？」



胡蝶「、、、。。。」



貴「人が殺される度に、鬼への怒り、憎しみが増え


悲しく苦しく……怒りが込上げる。それでも尚笑顔を絶やす。」



しのぶさんは、下を向く。


胡蝶「おかしいですね、貴方とあまり話したことがないと言うのに


こんなにも心を見透かさられるなんて、、、。」

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