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その言葉 ページ12

冨岡「次は北北西の任務だ、行くぞ」


貴「はい!」


私達はまた新しい任務へと向かった。




貴「次の鬼は、いろんな所に移り変わり人間たち

を食い散らかしているみたいです、、、。」




そう言うと冨岡さんは私の頭に手を置いてきた。


貴「冨岡さん、どうしたんですか?」



私はニコッと笑い冨岡さんに問う。




冨岡「、、、怒っていないか?」



貴「何故怒るんですか?」


その言葉に少しチクッとする。



冨岡「、、、。」


冨岡さんは無言でずーっと撫でてくる。


貴「、、、っ」





何故だろうか、、、瞳に涙が溜まる。


その時昨日の事を思い出した。「絶対に受け止める」



怒れなければ、、、泣けなければ、、、俺にぶつけろ。


絶対に受け止める。




そう、今の私は怒っている。そして悲しい。、、、そうだ。



貴「っ……」


流した涙は暖かくない、、、とても冷たい涙。



とまらない、、、涙が止まらない。



大粒の涙がポロポロと落ちる。



冨岡さんは、まだ私の頭を撫でてくる


貴「もう……任務前に泣いてしまってはっ……」


冨岡「ちゃんと任務をお前はこなすから大丈夫だ」




貴「そういう……問題じゃ。」




冨岡「お前は怒らなすぎる、泣かなすぎる。


これまでお前は苦しくても、悲しくても泣かなかったのだろう?


なら、泣け……俺は受け止めると言った。」




私は冨岡さんの胸にこつんと顔を埋めた。



そして、深呼吸をする。よしっ。



貴「冨岡さん、私は大丈夫です^^行きましょう」


冨岡さんは、少し眉をひそめた



だが私は気にせず行きましょう。と笑った



今は、泣くよりもその言葉だけで十分だから。



その道中、ある男の子にあった。


時透「A〜!!!!」


後ろからガシッと抱きしめられた



貴「無一郎くん?!久しぶりっ!」


私もぎゅっと抱きしめ返す。


貴「無一郎くんも任務なの?」


時透「僕はもう終わったよ^^A達は


今から任務???もし良ければ僕ついて行くよ」


貴「えっ、、、でも」


冨岡「3人もいらん。2人でじゅうぶんだ。」


時透「でも3人の方が早く終わりますよ。」



ん、、、なんだか冨岡さんと無一郎くん。睨み合ってる気がする。



冨岡「……柱…が一人いるんだ。柱二人など無駄使いだ。」


冨岡さん、一瞬柱と言うのを躊躇った。。。


そして私は無一郎くんから引き剥がされたのであった。

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フブキサクラ(プロフ) - やえさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!ありがとうございますっっ!!! (2019年9月13日 17時) (レス) id: 16821fde49 (このIDを非表示/違反報告)
やえ - とても面白いです!自分のペースで無理のないように更新してください! (2019年9月12日 18時) (レス) id: bf9ff1b202 (このIDを非表示/違反報告)
フブキサクラ(プロフ) - 裕翔さん» コメントありがとうございます!!!ふぁっ……とても嬉しいです(泣)頑張ります!ありがとうございます!! (2019年9月11日 16時) (レス) id: 16821fde49 (このIDを非表示/違反報告)
裕翔(プロフ) - 初コメ失礼します。毎回通知を楽しみに読ませていただいてます!お体に気をつけながら、ぜひ頑張ってください!!! (2019年9月11日 16時) (レス) id: b3e7d76d3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フブキサクラ | 作成日時:2019年9月5日 16時

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