検索窓
今日:5 hit、昨日:19 hit、合計:12,968 hit

暖かい手 ページ8

なんだろう。手がとても暖かい。




閉じた目をゆっくりと開く。




貴「、、、義勇さん。」




目を開けば私の手を握って寝ていた義勇さんが居た。




私は優しく肩をゆする



貴「義勇さん、義勇さん。起きて下さい。そのまま寝ていたら


風邪をひいてしまいますよ?」




冨岡「、、、?!起きたのか、良かった。」



貴「おはようございます^^、、、あの私どれくらい寝ていましたか?」




冨岡「2日だそうだ。」




貴「2日、、、2日くらいでそんな心配そうな顔しないでください(苦笑)



もう、義勇さんがとても心配そうな顔していたので、そんなに寝ていたのか。


と思ってしまいましたよ。。。」



冨岡「そのくらいでは無い。」




義勇さんは一気に眉を下げる。気を触れさせてしまったのだろうか。




私は謝ろうと起き上がろうとするけど



貴「ッッ、、、」



上手く起き上がれない。体にも力が入らない。




冨岡「起き上がろうとするな。まだ調子悪いだろ。」

(白く綺麗な肌が、今では青白い。

生気があるのかすらも分からないくらい冷たい)




貴「あははっ、、、すいません。」




冨岡「今までの反動が返って来たんじゃないのか?



もう、自分の体にムチを打つのは辞めろと、、、言ったろ。」



そういう義勇さんの声音はとてもとても震えている気がした。




私はこんな大人にこんなに心配させてしまったのか、、、。



貴「、、、でも私はやり続けます。




、、、、、、ふふっ。まだ生きる意味を掴めていませんからね。」




私は誤魔化すように笑った。





勿論義勇さんは不機嫌になるわけで、、、。





貴「大丈夫ですよ、、、多分すぐ良くなりますから。」

臆病→←病院生活、、、?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:フブキサクラ | 作成日時:2019年10月16日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。