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再び ページ38

?「Aちゃん♪」


その声と同時に後ろから鬼の気配...童磨さんの気配が



音なく近づき私を抱きしめる。




冨岡「?!」



義勇さんは一旦警戒をして、私達から一旦距離を置く。



冷静な判断、、、。




冨岡「上弦ノ弐...だと」




童磨「あれ〜Aちゃんこの人は?」



貴「あなたには関係ありません。離れてください。」




童磨「えぇ〜酷いなぁ...だけどそこも好きだよ^^」



そういい、猫のように顔をすりすりとしてくる。





その行動に鳥肌がいっきにたつ。




冨岡「Aに触れるなっ!!!!」




童磨「君は...Aちゃんの事が好きなの?」



童磨さんの声音がいっきに暗いものへと変化する。



冨岡「...好いている。お前よりな...!」




童磨「そう...残念だな。君の事は好きになれないな。」



冨岡「俺とて同じ事。」




その時、何かが起こる気がした。いっきに背筋に嫌な物が走り通る。





童磨「俺だって...好きだよ...んっ」



貴「なっ..んっ.ふっ...ぅ」



嫌な気分だ、、、唇がお互いにくっつき、それ以上に深くなる。



貴「離しっ...うっ..んぅ!!!」



右手は、腰に。左手には頭に。



これでは逃げられないっ...して腹部に激痛が走る。




次第に力がなくなってくる私。




──────────


冨岡義勇side






ふざけるな...ふざけるなふざけるなッッ!!!!!



今にでも上弦を斬り捌きたい、、、。。。



こんな光景など見たくないっ!



だが、このまま斬りかかってしまえばAさえも斬ってしまう。





その時だった、上弦はこっちを見た。




その瞳は笑っていた。





その時に俺の何かがぷつんと切れた気がした。

──────────


冨岡「水の呼吸 漆ノ型_____」



貴「...。」



童磨「んっ...はぁ...あれ?もしかして...」


冨岡「雫波紋突き」





目にも止まらぬ早さで、義勇さんは技を出す。



が、童磨さんは簡単に避けてしまう。




童磨「はぁ...しょうがないなぁ。。。



今日のところは帰ってあげるよ。



君が怒り狂ってしまいそうだしね、、、じゃあね...Aちゃん♪」

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作者名:フブキサクラ | 作成日時:2019年10月16日 21時

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