全てを受止め ページ33
その時、義勇さんに第三ボタンまでスっととられてしまう
貴「ちょっ、何して、、、」
冨岡「発作、、、そしてこの痣はなんだ。」
貴「、、、。
発作は、、、その。私生まれた時から身体が弱くて
毎日薬を飲んでいました。それはいまも続けて飲んでいます。
それでその痣も何かの病気じゃないのか、、、と思ったんですが
生まれた時からだったものなので、、、未だ消えることは無いんです。
ただ、それだけの話ですよ＾＾」
冨岡「無理に笑うなと言ったはずだ。」
貴「ですが、、、。こんなにもけっかんだらけで、変ですし。。。
義勇さんに嫌いになられたら、嫌です。。。」
何となく泣きそうになった。
冨岡「お前はまだ分からないのか。。。」
貴「え」
冨岡「俺はどんなお前でも受け入れると言ったが、それを信じられないのか。」
貴「ちが___」
冨岡「それは残念だ。」
義勇さんはぷいっと後ろを向いて部屋を出て行こうとした時
痛む体を動かし、義勇さんを止めようと抱きしめる。
冨岡「なっ……」
貴「だって、、、、身体には毒が流れてて、早死する。。。
そして病弱、、、変な痣もあるし、、、
そんなの義勇さんに心配かける一方じゃないですかっ……
それが嫌なんです、、、」
冨岡「、、、お前は人を頼りにしない傾向がある。
そして恋仲関係なく子供は大人に頼るのが常識だ。」
そういい、くるりと周り私をベットまで寝かせられた。
冨岡「そして、恋仲である俺に対してならもっと頼っていいはずだが。」
貴「義勇さ___」
冨岡「もっと俺に心配させろ。」
貴「えっ？」
そういい、頭に手を置かれた。
冨岡「俺の頭をいっぱいにするくらいにな」
(本当はいっぱいなのだがな。)
貴「義勇さん、、、」
義勇さんは、顔を少しだけ緩めた。
冨岡「済まなかったな、、、もう寝ろ。また明日来る。」
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作者名：フブキサクラ | 作成日時：2019年10月16日 21時
