神楽 ページ23
我妻「Aちゃんっ?!?!もしかして奇跡っ?!?」
伊之助「俺と勝負しろぉ〜!!!!!」
貴「えっ、えっと、、、とりあえず落ち着いてください(苦笑)」
──────────
煉獄「ヒノカミ神楽という言葉も初耳だ!君の父がやっていた神楽が
戦いに応用できたのは実にめでたいが、この話はこれでお終いだな!!」
炭治郎「え?ちょっともう少し…」
"ヒノカミ神楽"を知っているか、と杏寿郎さんに尋ねた竈門くんは、
突然話を切り上げられ戸惑っているようだった。
ヒノカミ神楽、、、か。日の呼吸ならまぁ聞いた事はあるのですがね、、、
そう思った時。
伊之助「うぉぉぉ!!すげぇすげぇ、速ぇぇぇ!!」
大声に顔を横に向けると、伊之助くんが窓から外に出ようとしていた。
自分の顔から血の気が引いていく。
貴「ちょっ、、、危ないわよ!」
伊之助「俺、外に出て走るから!!どっちが早いか競走する!!」
我妻「馬鹿にも程があるだろ!!」
慌てて彼を引っ張り戻そうと立ち上がるが、我妻くんが先に彼を止めに行った。
危なかった…
煉獄「危険だぞ!いつ鬼が出てくるかわからないんだ!!」
我妻「……え?」
数秒後、案の定我妻くんは「降ろしてぇ!!」と泣き叫び始めた。
「短期間の内にこの汽車で四十人以上の人が
行方不明となっている!数名の剣士を送り込んだが、
全員消息を絶った!だから、柱である俺とAが来た!!」
我妻「はぁー!!なるほどね!!降ります!!」
こんな時でも溌剌と喋る杏寿郎さんに、善逸くんが更に騒ぎ出す。
善逸くん強いのに、どうしてこんなに怖がるんだろう…
いっそ清々しく思えてくる怖がりっぷりに、私は思わず苦笑いを浮かべた。
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作者名:フブキサクラ | 作成日時:2019年10月16日 21時