義勇さんは最低だ ページ10
貴「義勇さん、あの二人は大丈夫でしょうか?」
私は隣で歩いている義勇さんを見上げる。
冨岡「問題ない、後で師匠に文を届ける。」
貴「そうですか、なら安心ですね^^」
ニコッと笑うと義勇さんは口を開いた
冨岡「お前が罪を被ることはない。俺が悪いんだ。」
貴「急にどうしたんですか?」
そう言うと義勇さんは、口を閉じてしまった。
多分なんて言えばいいのか考えているんだろう、、、
そう思っていると
冨岡「俺にとって、お前は大切だ。そして俺の我儘に
お前が付き合うこともない。ただそれだけの事だ。」
貴「、、、私は嫌ですよそんなの。」
そう言うと義勇さんは立ち止まりこちらを向いた
冨岡「ダメだ。」
貴「嫌です。」
冨岡「なら、条件だ……それを達成すれば何も言わん。好きにしろ」
貴「、、、わかりました。」
冨岡「瞳を開けろ。」
貴「ッ、、、」
冨岡「無理だろう。ではダメだ。」
この人は最低な所がある。
いつも義勇さんは私に条件を出してくる。
しかも無理難題を押し付けてくる。
貴「義勇さんは最低ですね……」
冨岡「すっと開けていろと言ってる訳では無い。
10秒程だ。それが無理なら、、、いや無理だろう。」
貴「、、、わかりました。」
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作者名:フブキサクラ | 作成日時:2019年10月5日 16時